インド株投資におすすめの証券会社15選！4つの投資方法とETFおすすめ銘柄を紹介

インド株投資ができる証券会社についてお伝えします。

近年著しい経済成長が続いているインドは、投資対象として魅力的な国だと、世界中の投資家から注目されています。

今後も高い経済成長が期待できるインド株へ投資を検討している、という方も多いのではないでしょうか。

しかしインド株投資をどこの証券会社で、どのように始めればいいのか、悩んでしまいますよね。

インド株投資ができる証券会社やおすすめ銘柄についても、詳しく紹介します。

関連記事：ベトナム株式の特徴は？おすすめ銘柄3選と証券会社一覧を紹介！

インド株の特徴と日本株との違い

高い経済成長が続いているインドは、投資対象として魅力的な国のひとつです。

多くの人口を抱え、広い国土と豊富な天然資源を活かし、今後も大きな成長が期待されています。

インド株は、新たな投資対象として、世界中の投資家から注目を集めています。

インド株と日本株の違いを解説します。

新興国株に分類される

インド株は、新興国株に分類されます。

新興国とは先進国と比較すると、経済発展のペースが遅く経済水準が低いものの、今後の大きな経済成長が見込まれている国々を指します。

一方で日本株は、米国やイギリスなどと共に、先進国株に分類されています。

関連記事：インドネシア株式が買える証券会社は？買い方とおすすめ個別株3選！

インド株投資のメリット

インド株投資を始める際は、メリットとデメリットを比較して、慎重に判断しましょう。

インド株投資のメリットは、以下の通りです。

それぞれ詳しく解説します。

高いGDP成長率が見込まれている

インドは近い将来、世界でトップクラスの経済大国になると言われており、今後も高いGDP成長率が続くと予想されています。

経済成長に伴う株価上昇が期待できるため、投資対象として魅力的な国のひとつです。

人口増加による内需拡大が期待できる

人口増加による、内需拡大が期待できます。

インドの人口は近い将来、中国を追い抜き、世界1位になると言われています。

インドは「人口ボーナス期」に突入し、個人消費が増加傾向にあり、インフラ整備によるライフスタイルの変化も、内需拡大を後押ししています。

「人口ボーナス期」とは、生産年齢人口(15〜64歳)が他の人口の2倍以上になる時期を指し、消費の拡大や経済成長が加速する傾向があります。

人口増加によって若い労働力を十分に確保できるという点も、高い経済成長が続くと予想される要因のひとつと言えるでしょう。

新興国に投資できる

インド株は、新興国株に分類されます。

今後の成長が見込まれている新興国に投資することで、大きなリターンが得られる可能性があります。

新興国は先進国と比較して、今後の高い成長が見込まれており、経済成長に伴う株式市場の上昇も期待できるでしょう。

しかし新興国投資は高いリターンが見込まれる一方で、リスクも大きくなる傾向があるので、注意が必要です。

インド株に投資する際には、リスクを理解して慎重に判断しましょう。

インド株投資のデメリット

インド株投資のデメリットと注意点は、以下の通りです。

それぞれ詳しく解説します。

日本ではインド株の個別銘柄を購入できない

日本では、インド株の個別銘柄に直接投資することはできません。

インド株に投資するには、間接的に投資できる金融商品を選ぶ必要があります。

リアルタイムで取引できない

日本でインド株の個別銘柄は購入できないため、インド取引所でのリアルタイム取引はできません。

取扱い銘柄が少ない

インド株に投資できる銘柄は少なく、選択肢が限られます。

インド株に投資できる金融商品の取扱いや銘柄数は、証券会社によって異なります。

インド株投資ができる金融商品の取扱いがない証券会社もあるため、インド株投資をする際には注意が必要です。

インド株に投資する4つの方法

日本では、インド株の個別銘柄に直接投資することはできません。

しかし特定の金融商品を通じて、間接的に投資する方法があります。

インド株に投資する方法は、以下の4つです。

それぞれどのような金融商品なのか、詳しく解説します。

ETF

ETFとは、日経平均株価やTOPIX、NYダウ、S&P500など、代表的な指数と連動した成果を目指す投資信託を指します。

「Exchange Traded Funds」の略でETF、日本では「上場投資信託」と呼ばれています。

ETFは大きく分けると、日本の証券取引所に上場している「国内ETF」と、海外の取引所に上場している「海外ETF」の2種類です。

ETFは金融取引所に上場しているため、リアルタイム取引が可能。

一般的な株式と同様、株価は常に変動します。

また複数の個別銘柄で構成されているため、分散投資でリスクを抑えられたり、運用コストの設定が低かったりなどのメリットがあります。

一方で、分配金が自動で再投資されないため、複利効果が得られないなどのデメリットがあります。

投資信託

投資信託とは、たくさんの投資家から集めた資金を、投資のプロであるファンドマネージャーが投資先と運用方針を決定して運用する金融商品です。

プロの運用によって得られた成果を投資家に分配します。

投資のプロに運用を任せられたり、少額から始められたりなどのメリットがある一方で、元本割れのリスクがあるため、注意が必要です。

証券会社によっては、高いポイント還元率のクレカ積立や、ポイント投資などの魅力的なサービスを提供しています。

CFD

CFDとは「Contract for Difference」の頭文字をとったもので、日本語では「差金決済取引」と呼ばれています。

差金決済取引とは、一定の証拠金を預け、差額だけを取引する取引方法です。

国内外に上場する株式や主要株価指数、先物、商品など幅広い投資対象があります。

買いからだけでなく、売りからも入れるのが特徴です。

少額の証拠金をもとに、レバレッジを効かせた取引が可能。

少額の資金で大きなリターンが期待できる一方で、リスクも高くなるので慎重に判断しましょう。

人気のFX(外国為替証拠金取引)も、CFDに含まれます。

ADR

ADRとは「American Depositary Receipt」の頭文字をとったもので、日本語で「米国預託証券」と呼ばれています。

「外国企業・外国政府・あるいは米国企業の外国法人子会社などが発行する有価証券に対する所有権を示す、米ドル建て記名式譲渡可能預かり証券」です。

ADRは米国の取引所に上場されているため、米国市場を通して売買できます。

日本からでは、直接投資しにくい国の企業への投資も可能です。

関連記事：IPO投資に有利なおすすめ証券会社は？証券会社一覧と当選のコツ！

インド株投資ができるおすすめ証券会社15選

インド株投資ができるおすすめ証券会社は、以下の15社です。

それぞれの証券会社の特徴やサービス内容を、比較検討して選びましょう。

SBI証券

業界トップクラスの国内株式取引シェアを誇るSBI証券。

証券口座の開設数が国内初となる1,000万口座を達成した人気ネット証券です。

投資対象のラインナップが豊富で、初心者から経験豊富な投資家まで、幅広いニーズに対応可能。

SBI証券でインド株に投資できる商品を紹介します。

SBI証券では「ETF」「投資信託」「ADR」を通して、インド株に投資できます。

銘柄数も豊富で、業界最低水準の手数料の安さが魅力です。

コストを抑えた効率的な資産運用ができます。

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関連記事：SBI証券の評判・口コミ！実際のところどうなのか利用者の声から徹底解説

松井証券

手厚いサポートサービスで、投資初心者でも安心して、投資を始められると評判の松井証券。

サポート体制が充実しているため、投資に関する疑問や悩みを解決に導いてくれます。

松井証券でインド株に投資ができる商品を紹介します。

松井証券では「ETF」「投資信託」「ADR」を通して、インド株に投資できます。

「CFD」の取扱い銘柄はありません。

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関連記事：松井証券の評判・口コミまとめ！手数料や投資信託についても解説

マネックス証券

リーズナブルな手数料設定が魅力のマネックス証券。

幅広い投資対象や高機能な取引ツールで投資をサポートしてくれます。

マネックス証券でインド株に投資できる商品を紹介します。

投資に関する悩みや質問は、サポートダイヤルで対応可能。

経験豊富な専門オペレーターが丁寧に対応してくれるため、安心につながります。

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関連記事：マネックス証券の評判・口コミまとめ！米国株やIPOの人気についても解説

楽天証券

業界トップクラスの新規口座開設数を誇る楽天証券。

豊富な金融商品の取扱いで、幅広い年齢層のユーザーに選ばれ続けているネット証券です。

楽天証券でインド株に投資できる商品を紹介します。

楽天証券では、インド株に投資する4つの方法すべてで投資が可能です。

インド株に投資できるおすすめ証券会社の中でも、取扱い銘柄数はトップクラスのため、投資目的や投資スタイルに合わせて、銘柄を選ぶことができます。

他社では取り扱いが少ない「CFD」でも投資が可能。

インドの主要株価指数「Nifty50」に投資できます。

IG証券

日本を含む世界15カ国にオフィスを展開するIG証券。

世界中の31万人以上の投資家が利用しているグローバル企業です。

IG証券の「CFD」は、世界トップクラスの実績を誇ります。

IG証券でインド株に投資できる商品を紹介します。

IG証券では「CFD」や「ADR」を「CFD」で取引できます。

CFDはレバレッジをかけて少ない資金で取引できたり、売りからでも入れたりなどのメリットがあります。

一方で、リスクも大きくなりますので注意しましょう。

IG証券は、パソコンやスマホ、タブレットなどのデバイス別に高機能な取引ツールが提供されています。

投資スタイルや好みに合わせて選択可能です。

高機能かつシンプルな取引画面で、注文がスムーズにできると評判です。

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関連記事：IG証券ノックアウトオプションのメリット・デメリット！攻略方法完全ガイド

GMOクリック証券

国内取引高が業界トップクラスのGMOクリック証券。

多くのユーザーから選ばれ続けているネット証券のため、安心感があると評判です。

GMOクリック証券でインド株に投資できる商品を紹介します。

インド株投資ができる証券会社の中では、取扱い銘柄が少なめです。

しかし、他社では取り扱いが少ない「CFD」取引が可能です。

DMM株

DMMグループが運営するネット証券のDMM株。

リーズナブルな手数料や米国株に強いことで人気を集めています。

DMM株でインド株に投資できる商品を紹介します。

業界最低水準の手数料設定が魅力です。

運用コストを抑えて、効率的な資産形成が期待できます。

野村証券

付加価値の高い資産運用コンサルティングサービスが魅力の野村證券。

創業以来「お客様とともに栄える」を信念に、満足度の高いサービスを提供し続けています。

野村證券でインド株投資ができる商品を紹介します。

野村証券では「ETF」「投資信託」「ADR」でインド株投資ができます。

取扱い銘柄数も比較的多いので、目的に合わせて選べます。

岡三証券

丁寧な対面サービスが評判の岡三証券。

ライフスタイルに最適な資産運用アドバイスや万全なサポート体制が魅力です。

岡三証券でインド株に投資できる商品を紹介します。

「ETF」「ADR」のインド株投資銘柄は、店頭への問い合わせが必要です。

岡三オンライン

創業100周年以上の豊富な実績を誇る岡三証券が提供するネット証券です。

長年の経験から培われたノウハウを活かし、投資をサポートしてくれます。

岡三オンラインでインド株に投資できる商品を紹介します。

「CDF」のインド株は、取扱いがありません。

コンタクトセンターでのきめ細かい丁寧な対応が評判です。

投資に関する不安を軽減できるでしょう。

岩井コスモ証券

大正6年創業の岩井コスモ証券。

地域密着型の老舗証券会社です。

岩井コスモ証券でインド株投資ができる商品を紹介します。

インド株投資ができる金融商品の取扱い数は、少なめですが「投資信託」「ADR」で投資が可能。

経験豊富な老舗証券会社ならではの、長年の実績を活かしたきめ細やかなサービスを提供しています。

auカブコム証券

高機能なツールが使いやすいと評判のauカブコム証券。

auカブコム証券でインド株に投資できる商品を紹介します。

「投資信託」の取扱い銘柄数が豊富です。

幅広いインド株銘柄の中から、自由に選択可能です。

大和証券

創業120年以上の老舗証券会社の大和証券。

豊富な実績から培われたノウハウを活かしたアドバイスや、充実したサポート体制で、資産運用をサポートしてくれます。

大和証券でインド株に投資できる商品を紹介します。

銘柄数は少なめですが「ETF」「投資信託」「ADR」で投資が可能です。

「ADR」の取扱い銘柄は、店舗への問い合わせが必要です。

SMBC日興証券

初心者でも投資を始めやすい魅力的なサービスを提供しているSMBC日興証券。

SMBC日興証券でインド株に投資できる商品を紹介します。

「ETF」「投資信託」「ADR」でインド株投資ができます。

LINE証券

気軽に投資が始められると話題のLINE証券。

スマホ証券利用率No.1を誇る人気ネット証券です。

コミュニケーションアプリのLINEは、幅広い年齢層に利用されている人気アプリです。

初心者でも、気軽に投資を始められると人気を集めています。

関連記事：LINE証券の評判・口コミまとめ！メリット・デメリット完全ガイド

インド株おすすめETF銘柄3選

インド株のおすすめ銘柄は、以下の通りです。

それぞれの銘柄の特徴を詳しく解説します。

iFreeNEXT インド株インデックス

高い成長率が続き、人口増加による内需拡大で、魅力的な投資先として世界中の投資家から注目を集めているインド株。

インドの主要株価指数の「Nifty50」と連動したした成果を目指します。

先進国と比較して、手数料が高い傾向がある新興国投資。

「iFreeNEXT インド株インデックス」は、信託報酬が年率0.781％(税込)の低コストで運用できるのが魅力です。

今後も高成長が続くと期待されているインドに、低コストで効率的に投資できます。

ウィズダムツリー・インド株収益ファンド(EPI)

「ウィズダムツリー・インド株収益ファンド(EPI)」は、インドの大型株だけでなく小型株まで、約400銘柄の幅広い銘柄を含むETFです。

「Wisdom Treeインド・アーニングス・インデックス」に連動する成果を目指しています。

NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty50連動型上場投信

インド市場の主要株価指数「Nifty50」に連動する成果を目指している投資信託です。

「Nifty50」インドのナショナル証券取引所に上場する約50の厳選された銘柄で構成されています。

関連記事：ロシア株式は買えない？メリット・デメリットとおすすめ証券会社4選！

インド株の買い方

インド株の買い方の流れは、以下の通りです。

それぞれ詳しく解説します。

①インド株に投資できる証券会社で証券口座を開設する

インド株に投資できる証券会社を選び、証券口座を開設します。

インド株に投資するには「ETF」「投資信託」「CFD」「ADR」で、間接的に投資する4つの方法があります。

②外国株式口座を開設する

選んだ金融商品によっては、証券口座の開設とは別に、外国株式口座を開設する必要があります。

証券口座の開設完了後、証券会社のホームページにログインして、外国株式口座開設を申し込みます。

外国株式口座の開設は無料です。

③証券口座に購入資金を入金する

証券口座に購入資金を入金します。

証券会社によって異なりますが、決済方法は「外貨決済」「円貨決済」の2種類です。

外貨決済を選択した場合は、外貨通貨によってインド株に投資できる金融商品を買付るため、事前の為替取引によって、日本円を外貨通貨に両替する必要があります。

一方で円貨決済の場合は、日本円の買付余力で買付可能。事前の為替取引は不要で、すぐに取引を始められますが、取引ごとに為替手数料がかかります。

④インド株に投資できる金融商品と銘柄を選ぶ

インド株に投資できる金融商品と銘柄を選びます。

投資の目的や投資スタイルに合わせて、最適な金融商品を選びましょう。

⑤注文する

購入する銘柄が決まったら注文します。

注文方法は、証券会社によって異なります。

関連記事：韓国株式の買い方は？おすすめ証券会社一覧とメリット・デメリットを紹介！

まとめ～おすすめの証券会社でインド株投資を始めよう～

この記事では、インド株投資ができる証券会社についてお伝えしました。

インドは著しい経済成長が続いており、人口増加による内需拡大も期待できるため、今後も高い経済成長が続くと予想されています。

インド株は、今後の高い経済成長が見込まれる新興国株に分類されるため、高いリターンが期待できるでしょう。

しかし日本では、直接インド株個別銘柄に投資ができなかったり、取扱い銘柄が少なかったりなどのデメリットがあるため、注意が必要です。

インド株の個別銘柄に直接投資はできませんが「ETF」「投資信託」「CFD」「ADR」の金融商品を購入して、間接的にインド株への投資が可能です。

高い経済成長率が今後も続くと見込まれているインドは、世界中の投資家の注目を集めており、投資対象として魅力的です。

世界トップクラスの経済大国になると予想されているインドへの投資を、今回おすすめした証券会社でスタートさせてみてはいかがでしょうか。

関連記事：ネット証券でETF投資できる？おすすめ証券会社と人気銘柄5選！