楽天証券で無料口座開設を済ませている人は、誰でも日経新聞を無料で読めます。
通常の日経新聞を購読すると、もっとも安価な「日経電子版」でも年に51,324円(税込み)かかりますが、楽天証券では完全無料なので非常にお得です。
ぜひ上手に活用したいですよね。
しかし「楽天証券の日経新聞はどこで読めるの?読む方法は?」と戸惑う方も多いです。
また「通常の日経新聞・日経テレコンと何が違うの?デメリットはある?」という疑問の声もよく上がっています。
今回は楽天証券の日経テレコンはどこで読めるのか、わかりやすく解説します。
スマホ・タブレット・パソコンごとに読み方の手順をまとめたので、参考にしてください。
また、楽天証券の日経新聞が有料版と異なる点も紹介します。
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楽天証券の日経新聞はどこで読める?
楽天証券の日経新聞は、アプリの「iSPEED」と、PC専用ツールの「マーケットスピード」で読むことができます。
WEBの取引画面からは読めないので、注意してください。
以下に日経新聞が読めるツールと、対応デバイスをまとめました。
日経新聞が読めるツール | 対応端末 | 取引商品 |
---|---|---|
iSPEED for iPhone/Android | スマホ タブレット | 国内株式(現物・信用) 米国株式 FX 先物・オプション |
マーケットスピード II | パソコン | 国内株式(現物・信用) 米国株式(現物・信用) 株価指数先物・オプション 商品・先物 CFD |
マーケットスピード | パソコン | 国内株式 米国株式 為替 日経225先物 オプション 海外先物 |
MARKETSPEED for Mac | パソコン | 国内株式(現物・信用) |
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iPadやタブレットでも楽天証券の日経新聞は読める
iPhone向けの「iSPEED」アプリをiPadにインストールすれば、iPadからでも日経新聞を読むことが可能です。
ただし「iSPEED for iPad」は日経新聞に対応していません。
iPadから読みたい人は、iPhone向けの「iSPEED」をiPadに入れてください。
またアマゾンの対応電子書籍向けタブレット「Kindle Fire」シリーズでも、Android向けの「iSPEED」アプリが利用できます。
楽天証券の口座を持つユーザーはこのアプリをインストールすることで、無料で日経新聞を読むことができます。
日経新聞に非対応のアプリ・ツール
楽天証券で日経新聞が読めるのは、上記4つのアプリ・ツールだけです。
- WEBの取引画面
- iSPEED for iPad
- iSPEED FX
- iSPEED 先物OP
- マーケットスピードFX
- トウシル
最初にもご説明した通り、楽天証券のWEBの取引画面から日経新聞を読むことはできません。
またアプリiSPEEDには、FX取引向けのアプリ「iSPEED FX」や、先物・オプション取引専用のアプリ「iSPEED 先物OP」などの種類がありますが、日経新聞に対応しているのは「iSPEED for iPhone/Android」だけです。
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楽天証券の日経新聞のデメリット・有料版との違い
楽天証券の日経新聞は無料ですが、有料版といくつかの違いがあります。
無料ならではのデメリットがあるため、確認しておきましょう。
- 通常の日経テレコンと読める記事が異なる
- バックナンバーは過去3日の記事・1年分の記事検索だけ
- 直感的な読みやすさがない
- 使えない時間帯がある
通常の日経テレコンと読める記事が異なる
楽天証券の口座を持っている人は、日経新聞だけではなく、他の記事も読めます。
日本経済新聞社が提供する情報配信サービス「日経テレコン」の楽天証券版を通じて、さまざまな経済関連の新聞やニュースを無料で閲覧することが可能です。
しかし、有料版の日経テレコンで配信されているすべての記事が読めるわけではありません。
楽天証券版日経テレコンで読める記事と、読めない記事を確認していきましょう。
楽天証券版日経テレコンで無料の記事
楽天証券版の「日経テレコン」では、日本経済新聞社が提供する以下のコンテンツを無料で読むことが可能です。
- 日本経済新聞(朝刊および夕刊)
- 日経産業新聞
- 日経MJ(流通新聞)
- 日経プラスワン
- 日経地方経済面
- 過去1年分の新聞記事
- 日経速報ニュース
これらの媒体が提供してくれる情報は、最新の経済動向や企業情報を把握したいときに役立ちます。

楽天証券版日経テレコンで読めない記事
楽天証券版の日経テレコンでは、有料版日経テレコンで配信されている一部のコンテンツを閲覧できません。
- 日経ヴェリタス
- 日本経済新聞社以外が発行する専門誌
- 日経テレコンがカバーする海外メディアの日本語版記事
楽天証券版の日経テレコンで読めるのは、日本経済新聞社が発行する媒体に限られています。
また、日本経済新聞社の発行物ならどれでも読めるわけではなく、同社の投資金融情報紙「日経ヴェリタス」は読めないので注意してください。
さらに有料版の日経テレコンは約30の海外メディアの日本語版記事を提供していますが、これも楽天証券版では読めません。
米国・欧米諸国・中国といった海外の動向をしっかり把握したい人は、物足りなく感じる可能性があります。
バックナンバーは過去3日の記事・1年分の記事検索だけ
楽天証券版日経テレコンで読めるのは、直近3日分の記事のみです。
過去1年分の記事の検索もできますが、その際には記事に関連する特定のキーワードを入力する必要があります。
有料版の日経テレコンなら、過去30年以上を検索できます。
直感的な読みやすさがない
楽天証券版の日経テレコンでは、日経新聞の記事をデジタルで読むことができますが、紙の新聞とはレイアウトが異なります。
紙の新聞のような直感的な読みやすさはありません。
紙の新聞は縦書きです。
1ページに多くの記事が掲載されているので、読者は一目で多くの情報を得ることができます。
また見出しや写真、図表などの大きさで、記事の重要度を素早く把握することが可能です。
一方で楽天証券版の日経テレコンでは、一つの記事が一画面に表示され、横書きで読むことになります。
実際の新聞のレイアウトやページ構成とは異なるため、紙面に慣れている読者は「読みにくい」と感じるかもしれません。
また紙の新聞デジタル版では、記事を一つずつ開いて読む必要があるので、「記事の重要度を判断しづらい」「同じ情報を得るのに時間がかかる」と思うことがあります。
使えない時間帯がある
- 月曜日~土曜日(祝祭日を含む):6時~翌5時
- 日曜日:6時~15時
楽天証券版の日経テレコンは、日曜日の15時から翌日の5時59分まで、サービスが停止されます。
この時間帯は日経新聞で情報を得られません。
一方、有料の日経テレコンなら、24時間いつでも利用可能です。
いつでも好きなときに読みたい人は、ストレスを感じる可能性があります。
楽天証券版日経新聞のメリット
楽天証券版日経新聞は、有料版と比較して閲覧できる範囲に制限があるものの、メリットも多いです。
- 日経新聞が無料なのは楽天証券だけ
- 購読料を大幅に節約できる
- 有料版に移行する前のお試しとして使える
日経新聞が無料なのは楽天証券だけ
他の証券会社では、日経新聞の無料提供をおこなっていません。
日経新聞の朝刊および夕刊を無料で読むことができるのは、楽天証券だけです。
購読料を大幅に節約できる
通常、日経新聞の電子版や紙版は有料です。
年間購読料はかなりの額になります。
しかし、楽天証券版日経テレコンを利用すれば、日経新聞の購読料を完全0円にできます。
サービス名 | 月額(税込) | 年額(税込) |
---|---|---|
楽天証券の日経テレコン | 無料 | 無料 |
日本経済新聞 朝刊・夕刊 | 5,500円 | 66,000円 |
日本経済新聞 朝刊のみ | 4,800円 | 57,600円 |
日経電子版 | 4,277円 | 51,324円 |
「日本経済新聞(宅配)+日経電子版」セット 朝刊・夕刊 | 6,500円 | 78,000円 |
「日本経済新聞(宅配)+日経電子版」セット 朝刊のみ | 5,800円 | 69,600円 |
有料の日経新聞を読む場合、日経電子版は単体で最も低価格です。
日経電子版を紙版とセットにすることで、電子版が紙版の料金に1,000円追加という形で利用可能になります。
それぞれのニーズや読みたい内容に応じて、最もコストパフォーマンスに優れた購読方法を選びましょう。
有料版に移行する前のお試しとして使える
楽天証券版の日経テレコンは、「日経新聞の有料版に移行する前に、内容を試し読みしたい」という人に、絶好の機会を提供します。
「日経新聞に興味があるけど、購読料がネック」と感じている方は多いでしょう。
サービスを利用して、自分にとって価値のある情報が含まれているかどうか、無料で確かめることができるため、後で後悔することなく有料版への切り替えを決断できます。
関連記事:楽天証券はやめたほうがいい?悪い評判や口コミから分かるデメリット・やばいと言われる理由
楽天証券の日経新聞を無料で読む方法
楽天証券の日経新聞をスマホ・タブレット、PCから無料で読む手順をご紹介します。
必ず対応するアプリやツールを入れなくてはならず、ブラウザからのアクセスでは読めない点に注意が必要です。
スマホ・タブレットの場合
- アプリ「iSPEED for iPhone/Android」をダウンロード
- iSPEEDを開いてログイン
- メニュー→マーケット→ 日経テレコン(楽天証券版)をタップ
- ご利用許諾条項を読み、「同意する」をタップ
- 画面右上のメニュー→「きょうの新聞」をタップ
- 「変更」ボタンで読みたいメディアを選択
- 読みたい記事の見出しをタップ
スマホ・タブレットからは、楽天証券のアプリ「iSPEED for iPhone/Android」を通じて簡単にアクセスできます。
アプリをダウンロードしてログインした後、メニューから「日経テレコン」を選びます。
ここから「きょうの新聞」を選択し、読みたい記事をタップすることで、最新のニュースや記事を読むことができます。
パソコンの場合
「マーケットスピード II」「マーケットスピード」「MARKETSPEED for Mac」のいずれかをダウンロードしてログイン
- マーケットスピード IIでは、「ニュース」→「日経テレコン21」→「ご利用許諾条項」への同意
- マーケットスピードでは、「ニュース」→「日経テレコン21」→画面上の「日経テレコン21」→「ご利用許諾条項」への同意
この後は「きょうの新聞」から、読みたい媒体と日付を選択して、好きな記事の見出しを選ぶ
パソコンから楽天証券で日経新聞を読むには、楽天証券の取引ツール「マーケットスピード」を利用します。
まずは楽天証券の公式サイトにログインし、「マーケットスピード」をダウンロードしてインストールしましょう。
インストール後にログインし、「ニュース」から「日経テレコン21」を選択します。
ここから「きょうの新聞」をクリックし、読みたい新聞名を選択してください。
興味がある記事の見出しをクリックすると、その内容を読むことができます。
記事の検索機能を使えば、過去1年間の記事をキーワードで検索することも可能です。
関連記事:楽天証券のログイン方法をマスターしよう!ログインできない原因と対処法も解説
楽天証券で無料の日経新聞の種類・違い
楽天証券で無料の日経新聞には、一般的によく知られている「日本経済新聞」以外にも、「日経産業新聞」や「日経MJ」などの種類があります。
それぞれの違いを以下にまとめました。
- 日本経済新聞…経済紙。幅広いジャンルの記事
- 日経産業新聞…ビジネス総合紙。産業・企業動向関連の記事
- 日経MJ…消費・流通・マーケティングの専門紙。
日本経済新聞
日本経済新聞は広く信頼されている経済紙です。
国内外の経済情報はもちろん、政治や社会、文化、スポーツに至るまでの幅広いジャンルの記事を提供しています。
ビジネスパーソンだけでなく、シニア層、主婦、学生など多くの人々に読まれている新聞です。
日経産業新聞
日経産業新聞は、ビジネス関連の情報を速報で提供する新聞です。
日経新聞以上に深く掘り下げた解説を行っています。
企業動向について詳しく知ることができるため、証券アナリストやファンドマネージャー、個人投資家にも評価されています。
日経MJ
日経MJは、消費・流通・マーケティングに特化した専門情報紙です。
百貨店、スーパー、コンビニエンスストアなどの最新動向や、Webマーケティングの最新手法について詳細に報じています。
楽天証券の日経新聞で充分か
ここまで読んで、まだ楽天証券版の日経新聞で充分かどうか判断しかねている方も多いでしょう。
楽天証券版日経新聞(日経テレコン)が充分か、それとも有料版にしておくべきかは、ご利用になる方のニーズによります。
以下はその判断のためのいくつかの観点です。
- 知りたい情報の範囲と深さ
- 求める読みやすさ
- コストパフォーマンス
知りたい情報の範囲と深さ
楽天証券版の日経新聞は、日経新聞を中心とした情報を無料で提供しており、投資判断に必要な基本的な情報は網羅しています。
しかし、日経ヴェリタスなどの一部コンテンツや日本経済新聞社以外の専門誌、海外メディアの記事は含まれていません。
バックナンバーの検索範囲にも制限があります。
より幅広い情報源を必要とする方には不足を感じるかもしれません。
投資判断のためにより深い分析や過去の長期的なデータが必要な方は、有料の日経テレコンや日経電子版を検討する価値があります。
求める読みやすさ
紙の新聞に慣れ親しんでいる方にとっては、デジタル形式の記事は読みづらく感じる可能性があります。
しかし、デジタルでの読み方に慣れている方にとっては、「移動中やスキマ時間に読みやすい」「とっつきやすい」などのメリットとなる場合もあります。
コストパフォーマンス
楽天証券の口座を持っている場合、追加の費用なしで日経新聞の多くの記事を読むことができます。
これは、特にコストを重視する方にとって大きなメリットです。
年間数万円の購読料が無料になるため、その分を他の投資に回すことも可能です。
関連記事:楽天証券アプリ「iSPEED」の使い方! 初心者向けに注文方法をわかりやすく解説
楽天証券の無料日経新聞に関するQ&A
楽天証券の日経新聞に関する、よくある質問に回答します。
- 日経テレコンで記事が更新される曜日・時間は?
- 日経新聞以外に楽天証券でおすすめの無料コンテンツはある?
- 楽天証券で無料ではない「日経ヴェリタス」とは?
Q.日経テレコンで記事が更新される曜日・時間は?
下記の表は、楽天証券版の日経テレコンに収録されている媒体が更新される曜日・時間です。
収録媒体 | 更新曜日 | 更新時間 |
---|---|---|
日経新聞(朝刊) | 毎日 | 6:00頃 |
日経新聞(夕刊) | 月~土 | 15:00頃 |
日経産業新聞 | 月~金 | 3:00頃 |
日経MJ(流通新聞) | 月・水・金 | 3:00頃 |
日経プラスワン | 土 | 6:00頃 |
日経速報ニュース | ほぼリアルタイム |
Q.日経新聞以外に楽天証券でおすすめの無料コンテンツはある?
A.はい、あります。
楽天証券では、一部の投資・マネー本が無料読み放題です。
こちらも楽天証券ならではのサービスとなっています。
無料の本は時期ごとに入れ替わるので、こまめにチェックするといいでしょう。
Q.楽天証券で無料ではない「日経ヴェリタス」とは?
日経ヴェリタスは、金融と投資に特化した日本経済新聞社発行の週刊情報紙です。
金融市場の最新トレンドや、注目の投資テーマを深く分析し、企業や金融機関の動向を多角的に評価する記事が多数掲載されています。
プロの投資家から投資を始めたばかりの初心者まで、幅広い読者にとって役立つ情報が満載です。
特に、資産運用に関する確かな情報を求める方々にとって、信頼の置ける情報源の一つとされています。
その専門性の高さと質の高いコンテンツで、投資家の間で高い評価を受けている専門紙です。
関連記事:楽天証券iDeCoのおすすめ商品厳選5選!40代・50代の配分も解説
楽天証券の日経新聞はデメリットもあるけど無料でお得
最後に、無料で読める楽天証券の日経新聞(日経テレコン)についてまとめます。
- アプリ「iSPEED for iPhone/Android」と、PC向けトレーディングツール「マーケットスピード」で読める
- スマホ、タブレット、PCのいずれでも読める
- 直近3日分の新聞が読める
- 記事を過去1年間分まで検索可能
- 有料版の日経テレコンより読める媒体が少ない
楽天証券の日経新聞は、スマホアプリ「iSPEED」やPC向けトレーディングツール「マーケットスピード」を通じてアクセスすることができます。
日経新聞の記事は過去1年間分まで検索可能です。
有料版の日経テレコンより読める媒体は少ないですが、楽天証券版に対応している媒体なら、全記事を閲覧できます(閲覧期限が切れているバックナンバーを除く)。
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