楽天証券では、楽天証券版「日経テレコン」から日経新聞を無料で読めます。
日経テレコンは、日本経済新聞社が運営する経済・金融情報のオンライン配信サービスです。
本格的なビジネス情報をリアルタイムに提供しており、日経新聞の朝刊・夕刊の記事だけでなく、過去の新聞記事のデータベースや専門的な業界情報、海外の経済・金融ニュース、マーケットデータなどが提供されています。
また、株式のテクニカル分析や経済指標の予想など、投資判断を補助する情報も提供されています。
通常の日経新聞を購読すると年に5万円以上、日経テレコンは年に10万円以上かかりますが、楽天証券では完全無料なので非常にお得です。
ぜひ上手に活用したいですよね。
しかし楽天証券の日経新聞・日経テレコンには、通常の日経新聞・日経テレコンと違う点や、その違いによるデメリットもあります。
今回は、楽天証券の日経テレコンが通常の日経テレコンと異なる点や、楽天証券で日経新聞を読む方法について解説。
ぜひ参考にしてください。
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関連記事:楽天証券のミニ株「かぶミニ」について徹底解説!手数料や買い方は?いつから?
日経新聞だけじゃない!楽天証券の日経テレコンで無料のコンテンツ
楽天証券では、日経テレコンの一部サービスを無料で利用することができます。
以下は、楽天証券の日経テレコンで提供されている主な無料コンテンツです。
- 日本経済新聞(朝刊および夕刊): 日経新聞の記事をリアルタイムで読むことができます。ただし、提供されるのは直近3日間のもので、過去の記事へのアクセスは制限されています。記事検索は最長で過去1年まで可能です。
- 日経産業新聞: ビジネスに関連する幅広い情報を提供する産業新聞の記事を読むことができます。
- 日経MJ(流通新聞): 流通業界のニュースを集めた専門紙の記事も無料で読むことができます。
- 日経プラスワン: 週末の生活情報を提供する日経新聞の付録「プラスワン」の記事を読むことが可能です。
- 日経地方経済面: 地方経済に特化した記事も閲覧可能です。
- 日経速報ニュース: 市場に影響を与える最新ニュースをリアルタイムで提供します。
日本経済新聞の朝刊・夕刊だけでなく、日経産業新聞や日経MJなど、さまざまな日経系列の新聞を無料で読むことが可能です。
情報収集に幅広く活用できます。
関連記事:楽天証券の評判・口コミまとめ!ポイント投資や手数料も解説
楽天証券の日経新聞のデメリット|有料版日経テレコンとの違い
楽天証券の日経テレコンには、有料版と比べるといくつかのデメリットが存在します。
- 通常の日経テレコンと読める記事が異なる
- 直近3日分の日経新聞しか読めない
- 紙面構成が新聞と異なる
- 記事の重要度が把握しにくい
①通常の日経テレコンと読める記事が異なる
楽天証券の日経テレコンは、お得に情報を手に入れられる優れたサービスですが、通常の日経テレコンとは少々異なる内容が提供されています。
全体の記事数や種類、読める範囲などに一定の制約があるのです。
- 日本経済新聞社以外の記事・専門誌
- 投資金融情報誌の「日経ヴェリタス」
- 海外メディアの記事
通常版の日経テレコンでは、日本経済新聞社以外の記事や専門誌、海外メディアの記事など、幅広い情報源からの記事を閲覧できます。
しかし、楽天証券の日経テレコンではこれらの記事へのアクセスはできません。
特に、投資金融情報誌の「日経ヴェリタス」などの専門誌記事は非常に有用な情報を提供していますが、楽天証券では利用できない点は注意が必要です。
これらの違いを理解し、あなたの情報収集に最適な形を選んでください。
②直近3日分の日経新聞しか読めない
楽天証券の日経テレコンでは、直近3日間の記事しか読めません。
とはいえ記事検索から読む場合、最長で1年間まで過去の記事を遡れます。
しかし通常版の日経テレコンでは、より長い期間の記事を検索することが可能なので、この点はデメリットでしょう。
③紙面構成が新聞と異なる
楽天証券の日経テレコンでは、紙面版の日経新聞とは異なる形で情報が提供されます。
これは、物理的な新聞のページ構成をそのまま再現するのではなく、各記事や情報をデジタル化した形で閲覧できるという特性から来ています。
例えば、重要な記事がどのページに掲載されているか、あるいは特定のセクションはどの位置にあるかといった、紙面でのレイアウトに基づいた情報は得られません。
それどころか、記事間の関連性や記事の流れを理解するのも難しいかもしれません。
しかし、その反面、キーワード検索やカテゴリー別の閲覧など、デジタルならではの便利な機能も充実しています。
これらを上手に活用すれば、自分にとって必要な情報を効率よく探し出すことができるでしょう。
一方、新聞の紙面としての体験を大事にしたい方は、この点を考慮に入れる必要がありますね。

④記事の重要度が把握しにくい
楽天証券の日経テレコンでは、記事の重要度を直感的に把握するのが難しいという点にも注意が必要です。
紙の新聞であれば、記事の大きさやページ位置、見出しのフォントサイズなどからその記事の重要度をある程度推測できます。
しかし、デジタル化された情報提供では、そのような視覚的な指標は得られません。
その結果、どの記事が特に注目すべき情報を含んでいるのか、どの記事がその日のトピックに直接関連しているのかといった判断が難しくなります。
そのため、閲覧者自身が情報の価値を評価し、必要な情報をピックアップするスキルが求められるでしょう。

一方で、この形式は自分自身で情報を選び出す力を鍛える良い機会にもなります。自分にとって本当に価値ある情報とは何か、日々考えながら新聞を読むことで、より深い理解と洞察を得ることができるかもしれませんね。
どの証券会社を利用するか迷っている方には、ネット証券最大手のSBI証券もおすすめです。
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関連記事:楽天証券はやめたほうがいい?悪い評判や口コミから分かるデメリット・やばいと言われる理由
楽天証券の日経新聞(日経テレコン)はどこにある?
楽天証券の日経新聞(日経テレコン)は、マーケットスピード、マーケットスピードⅡ、iSPEEDからログイン後に閲覧可能です。

マーケットスピード | 楽天証券のパソコン専用トレーディングツール |
---|---|
マーケットスピードⅡ | マーケットスピードの進化版 |
iSPEED | 楽天証券のスマホ向け取引アプリ |
ただし、Webの取引画面やマーケットスピードFX、iSPEED 先物OPなどからは読むことができません。
関連記事:楽天証券アプリ「iSPEED」の使い方! 初心者向けに注文方法をわかりやすく解説
楽天証券で日経新聞を読む方法・手順【スマホ】
スマホを使用して楽天証券で日経新聞を読む方法は簡単で、楽天証券の取引アプリ「iSPEED」を開いた後、特定の手順を踏むだけです。
ここでは、その手順を順を追って詳しく解説していきます。

- スマホアプリ「iSPEED」にログイン後、下のメニューを選択
- 「マーケット」のメニューから「日経テレコン」を選択
- 画面右上のメニューから「きょうの新聞」を選択
- 「変更」ボタンで読みたい媒体名を選ぶ
- 読みたい記事の見出しを選ぶ
STEP1.スマホアプリ「iSPEED」にログイン後、下のメニューを選択
まず始めに、楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」をダウンロードして、ログインします。
ログインに必要なパスワード等は、楽天証券の会員ページと同じです。
ログインしたら、画面下部に表示されるメニューアイコンを選択します。

関連記事:楽天証券アプリ「iSPEED」の使い方! 初心者向けに注文方法をわかりやすく解説
STEP2.「マーケット」のメニューから「日経テレコン」を選択
次に、画面を下にスクロールして、「マーケット」のメニューから「日経テレコン」を選択します。
「ご利用許諾条項」が表示されるので、確認したうえで「同意する」をタップしてください。
STEP3.画面右上のメニューから「きょうの新聞」を選択
「日経テレコン」に移動したら、画面右上にあるメニューから「きょうの新聞」を選択します。
「きょうの新聞」にはその日の新聞記事が掲載されており、いち早く最新のニュースを確認することができます。
STEP4.「変更」ボタンで読みたい媒体名を選ぶ
次に、「変更」ボタンをタップして、読みたい媒体名を選びます。
ここで様々なジャンルの新聞や雑誌から選ぶことができ、自分の興味や必要な情報に応じて選ぶことができますよ。
日経新聞は「朝刊」と「夕刊」を選択可能です。
STEP5.読みたい記事の見出しを選ぶ
最後に、読みたい記事の見出しをタップするだけで、記事の内容を閲覧できます。
自分の興味のある記事だけをピックアップして読むことが可能です。
なお、記事の終わりにあるPDFファイルをダウンロードすると、紙面と同じ縦書きのレイアウトで読めます。
スマホでは文字が小さくて読みづらいので、指2本で広げて拡大してください。
関連記事:楽天証券のログイン方法をマスターしよう!ログインできない原因と対処法も解説
楽天証券で日経新聞を読む方法・手順【パソコン】
パソコンを使って楽天証券の日経新聞を読む手順も、スマホ版と同様にシンプルで分かりやすいものになっています。
具体的な手順については、以下のステップを参考にしてください。
なお、「マーケットスピード」のダウンロードが必要です。
- PC向けトレーディングツール「マーケットスピード」をダウンロード
- ログインして「ニュース」>「日経テレコン21」の順に選択
- 「きょうの新聞」の「媒体」から読みたい新聞をクリック
- 読みたい記事の見出しを選ぶ
STEP1.PC向けトレーディングツール「マーケットスピード」をダウンロード
まずPC向けトレーディングツール「マーケットスピード」をダウンロードし、インストールしましょう。
- 「マーケットスピード2 ダウンロード」等のキーワードで検索します。
- マーケットスピードかマーケットスピード2の公式サイトが出てくるので、クリックします。
- 「ダウンロード」のボタンが表示されるので、選択します。
マーケットスピードには、「マーケットスピード」と「マーケットスピードⅡ」があります。
マーケットスピードⅡはマーケットスピードの完全な上位互換というわけではありませんが、最新版はⅡなので、迷ったらⅡをダウンロードするといいでしょう。

STEP2.ログインして「ニュース」>「日経テレコン21」の順に選択
次に、「マーケットスピード」を開き、ご自身のアカウント情報を使ってログインします。
ログインが成功したら、画面左部のメニューバーから「ニュース」を選び、その次に表示されるメニューから「日経テレコン21」をクリックします。
「利用許諾条項」が表示されるので、「同意する」を選択してください。
STEP3.「きょうの新聞」の「媒体」から読みたい新聞をクリック
「日経テレコン21」画面が表示されたら、画面上部の「きょうの新聞」をクリックします。
左側のメニューから日付を選択し、「媒体」から自分が読みたい新聞を選択しましょう。
STEP4.読みたい記事の見出しを選ぶ
最後に表示される記事のリストから、興味がある記事の見出しをクリックすれば、記事の全文を読むことができます。
時間と興味が許す限りどれだけでも読むことが可能です。
新聞と同じレイアウトで読みたい場合は、「PDF」をクリックしてください。
関連記事:楽天証券の口座開設|取引開始までの流れを分かりやすく解説!
楽天証券の日経新聞(日経テレコン)はこんなにお得!料金を有料版と比較
媒体 | 楽天証券版日経テレコン | 有料版日経テレコン | 日経新聞電子版 | 紙の日経新聞 |
---|---|---|---|---|
契約料 | 0円 | 17,600円 | 0円 | 0円 |
月額 | 0円 | 8,800円+情報利用料5円~ | 4,277円 | 4,900円 |
年額 | 0円 | 105,600円(月額利用料のみ) | 51,324円 | 58,800円 |
新聞記事検索 | 過去1年 | 過去30年以上 | 過去3ヵ月 | - |
楽天証券の日経新聞(日経テレコン)の提供サービスは、経済情報の取得において非常にお得な選択肢となっています。
なぜなら、一部の制限はあるものの、新聞の記事を電子版で手軽に読むことができるからです。
通常の日経テレコン有料版の利用料金は、月額4,277円となっています。
一方で、楽天証券の顧客であれば、これらのコンテンツを無料で利用することが可能です。
年間に換算すると、なんと約50,000円以上もの経済的なメリットが発生します。
そのため、日々のマーケット情報を必要とする投資家や、幅広い経済情報を手軽にチェックしたいビジネスパーソンにとって、楽天証券の日経新聞(日経テレコン)は非常に価値あるサービスといえるでしょう。
ただし、完全な置き換えとはなりません。
楽天証券で提供される日経テレコンのコンテンツは一部制限があります。

結局のところ、無料で日経新聞の情報を得られる利点と、一部コンテンツへのアクセス制限のバランスを考慮することが重要です。
それぞれのニーズに合わせて最適な選択を行いましょう。
楽天証券の日経新聞(日経テレコン)に関するよくある質問
楽天証券の日経新聞に関するよくある質問と、その答えをまとめました。
- 楽天証券以外に日経新聞が無料の証券会社はある?
- 楽天証券のスマホアプリで日経新聞を読む方法は?
- iPadで楽天証券の日経新聞を読む方法は?
- 日経新聞以外に楽天証券でおすすめの無料コンテンツはある?
Q.楽天証券以外に日経新聞が無料の証券会社はある?
A.現在のところ、日経新聞が無料で読める証券会社は楽天証券だけとなっています。
他の証券会社では有料プランとなるケースがほとんどで、無料提供は楽天証券の大きな特長の一つと言えるでしょう。
Q.楽天証券のスマホアプリで日経新聞を読む方法は?
A.楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」を使って日経新聞を読む手順は簡単です。
アプリにログインした後、下部メニューを開き、「マーケット」のメニューから「日経テレコン」をタップします。
その後、「きょうの新聞」を選び、読みたい新聞の媒体名と見出しを選ぶことで記事を読むことができます。
Q.iPadで楽天証券の日経新聞を読む方法は?
A.iPadで楽天証券の日経新聞を読む方法も、スマホアプリと同様です。
まず「iSPEED」アプリをiPadにダウンロードし、ログインします。
ログイン後、下部メニューから「マーケット」を選択、そして「日経テレコン」をタップします。
その後、「きょうの新聞」から読みたい新聞の媒体名と見出しを選べば、記事の閲規が可能になります。
Q.日経新聞以外に楽天証券でおすすめの無料コンテンツはある?
A.はい、あります。
楽天証券では、一部の投資・マネー本が無料読み放題です。
さらに、日経新聞以外にも「投資情報」や「投資セミナー」などの無料コンテンツを提供しています。
「投資情報」では各種マーケット情報や企業の決算情報などが確認できます。
「投資セミナー」では、初心者から上級者まで、様々なレベルの投資家向けに役立つ情報を学ぶことができます。
関連記事:楽天証券iDeCoのおすすめ商品厳選5選!40代・50代の配分も解説
まとめ~楽天証券の日経新聞はデメリットもあるけど無料でお得~
楽天証券の日経新聞は、スマホアプリ「iSPEED」やPC向けトレーディングツール「マーケットスピード」を通じてアクセスすることができます。
日経新聞の記事は過去1年間分まで検索可能で、新聞の全記事を閲覧可能です。
楽天証券の日経新聞の利用料金は0円で、これは楽天証券の大きな特長となっています。
他の証券会社では有料であることが多いため、資産運用に役立つ情報を無料で手に入れることができるのは大きな利点と言えるでしょう。
さらに、楽天証券では日経新聞以外にも「投資情報」や「投資セミナー」など、投資家に役立つさまざまな無料コンテンツを提供しています。
これらの情報を利用して、ユーザーは自身の投資戦略をより精緻化することができます。

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