楽天証券は大手ネット証券の中で、SBI証券に次ぐ業界第2位の口座数を誇ります。
その使いやすさやポイント還元の魅力から、多くの投資家に利用されていますが、一方で「楽天証券はやめたほうがいい」という口コミも。
では、実際のところ、楽天証券はどのような場面でその利便性を発揮し、逆にどのような点でユーザーから不満の声があがっているのでしょうか。
本記事では、楽天証券のメリットとデメリットを詳細に解説し、さらに業界最大手であるSBI証券と比較します。
最後には、「楽天証券をやめたほうがいいのか?」という問いに対する結論を導き出します。

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関連記事:楽天証券の評判・口コミまとめ!ポイント投資や手数料も解説
楽天証券はやめたほうがいいと言われる4つの理由|悪い評判・口コミを紹介
楽天証券を利用している方や、これから使おうと考えている方へ、注意点として知っておくべきネガティブな評判を4つご紹介いたします。
- 楽天証券より投信積立のポイント還元率が高いネット証券もある
- マネーブリッジの優遇金利が改悪された
- 期間限定ポイントでポイント投資ができない
- IPO株の主幹事案件がなくライバルも多い

①楽天証券より投信積立のポイント還元率が高いネット証券もある
楽天証券といえば、投資に応じて貯まる楽天ポイントが魅力です。
特にクレジットカードの「楽天カード」で投信積立をすると楽天ポイントが貯まるシステムは、人気を集めています。
しかし、一部のユーザーからは「他のネット証券の方がポイント還元率が高い」という意見が見受けられます。
ポイント還元率は改善されたが従来の一律1.0%には戻っていない
2023年4月に楽天証券は、クレカ積立のポイント還元率アップを発表しました。
信託報酬が年率0.4%(税込)未満の投資信託は、2023年6月の積立購入分(4月13日以降の積立設定分)から、次の通りポイント還元率が引き上げられます。
※代行手数料が年率0.4%(税込)以上のファンドは、楽天カードの種類に関係なく、従来通り1.0%還元です。
楽天カードの種類 | 従来ポイント還元率 | 改善後 |
---|---|---|
一般カード | 0.2% | 0.5% |
楽天ゴールドカード | 0.2% | 0.75% |
楽天プレミアムカード | 0.2% | 1.0% |

しかし2022年8月買付分までのポイント還元率は、銘柄の信託報酬に関係なく、一律1.0%でした。
このとき「楽天証券のポイント制度が改悪された!」と利用者から不満の声が上がったためか、以前よりポイント還元率が引き上げられたものの、当初の一律1.0%と同じ水準までは回復していません。
クレカ投信積立のポイント還元率を他社と比較
楽天証券より、クレジットカードで投資信託を積み立て購入した際の年会費が高い証券会社もあります。
証券会社 | ポイント還元率 | クレジットカード | 年会費 |
---|---|---|---|
auカブコム証券 | 1.0% | au PAYカード | 無料 |
マネックス証券 | 1.1% | マネックスカード | 初年度無料 (2年目以降は年に1回の利用で無料) |
楽天証券 | 0.5% | 楽天カード(一般) | 無料 |
SBI証券 | 0.5% | 三井住友カード(NL) | 無料 |
マネックス証券は、クレジットカードで投資信託を積立購入した際のポイント還元率が業界ナンバーワンです。
マネックスカードは2年目以降、年会費が550円かかりますが、年に1回でもクレジットカードを利用すれば年会費無料になります。
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関連記事:マネックス証券の評判・口コミまとめ!米国株やIPOの人気についても解説
投信積立に関する悪い評判・口コミ

また同じポイント還元率に戻してほしい…
Po01(女性/20代)
★★★★★
2点
②マネーブリッジの優遇金利が改悪された
楽天証券のサービスのひとつである、マネーブリッジの金利が改悪されたという意見があります。
マネーブリッジとは、楽天証券と楽天銀行の口座を連携させて、自動的に資金移動ができるサービスです。

マネーブリッジを利用していると、優遇金利が適用されます。
しかし2022年4月1日から、この優遇金利が改悪されました。
普通預金残高 | 従来の優遇金利 | 2022年4月1日~ |
---|---|---|
~300万円 | 0.1% | 0.1% |
300万円~ | 0.1% | 0.04% |
今までは楽天銀行の預金残高に関係なく、一律0.1%の優遇金利が適用されていました。
しかし2022年4月1日からは、300万円を超える分の優遇金利が、0.04%に引き下げられています。
メガバンクの金利は0.001%なので、高金利であることに変わりはありません。
しかし利息を期待してマネーブリッジを利用していたユーザーからは、「改悪されてしまって残念」と不満の声が上がっています。
マネーブリッジの金利に関する悪い評判・口コミ

金利が大幅に下がった…
かな(女性/40代)
★★★★★
2点
③期間限定ポイントでポイント投資ができない
楽天証券では、期間限定ポイントがポイント投資に使えないというデメリットが指摘されています。
また、他のポイントから交換して保有している楽天ポイントも、ポイント投資に使えません。
ポイントを有効活用したいユーザーにとっては、改善を望む点でしょう。
期間限定ポイントに関する悪い評判・口コミ

期間限定ポイントでもポイント投資がしたい…
mari(女性/30代)
★★★★★
3点
④IPO株の主幹事案件がなくライバルも多い
IPO株の主幹事となる案件がなく、競争も激しいという点も、楽天証券のデメリットと言えます。
新規公開株への投資を考えている方は、他の証券会社と比較してみると良いかもしれません。

大手ネット証券のIPO主幹事数を比較
証券会社 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
---|---|---|---|---|
SBI証券 | 5社 | 14社 | 21社 | 12社 |
楽天証券 | 0社 | 0社 | 0社 | 0社 |
松井証券 | 0社 | 0社 | 0社 | 0社 |
マネックス証券 | 0社 | 0社 | 0社 | 0社 |
auカブコム証券 | 0社 | 0社 | 0社 | 0社 |
ただ、IPOの主幹事案件がないのは、他の大手ネット証券もだいたい同じです。
主幹事案件が多いのはネット証券やスマホ証券ではなく、SMBC日興証券のような「総合証券」となっています。
しかし総合証券は取引手数料が高いため、注意しましょう。
SBI証券なら、手数料最安クラスのネット証券でありながら、主幹事案件の実績を持っています。
大手ネット証券のIPO株の取り扱い数を比較
証券会社 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
---|---|---|---|---|
SBI証券 | 84社 | 85社 | 122社 | 89社 |
楽天証券 | 26社 | 38社 | 74社 | 65社 |
松井証券 | 21社 | 18社 | 56社 | 54社 |
マネックス証券 | 48社 | 55社 | 65社 | 62社 |
auカブコム証券 | 22社 | 17社 | 42社 | 23社 |
主幹事案件こそないものの、楽天証券はIPO株の取り扱い銘柄数が多いです。
しかし、SBI証券には一歩劣る結果となっています。
IPO株に関する悪い評判・口コミ

IPO投資ではやや弱いかも…
アオサ(男性/50代)
★★★★★
3点
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関連記事:SBI証券の評判・口コミ!実際のところどうなのか利用者の声から徹底解説
楽天証券の8つのメリット!
一方で、楽天証券にはさまざまなメリットも存在します。
以下に8つの主なポイントをご紹介します。
- 単元未満株の取り扱いがスタートした
- 銘柄数の多さは業界トップクラス
- 手数料が安い
- 楽天ポイントがたまる・ポイント投資ができる
- ポイント投資ができる
- 楽天銀行との口座連携サービスがお得
- 日経新聞が無料で読める
- 投資・マネー本が無料読み放題
- トレーディングツール「MARKET SPEED Ⅱ」が無料

①単元未満株の取り扱いがスタートした
楽天証券では2023年4月17日から、手が出しやすい単元未満株「かぶミニ」の取り扱いが始まりました。
かぶミニとは、1株から株が買える楽天証券のサービスです。

少額から様々な銘柄へ分散投資することが可能になりました。
かぶミニには、次のようなメリットがあります。
- リアルタイム取引ができる
- 手数料が他社と比較して安い
- NISA口座に対応
- 楽天ポイント投資に対応
楽天証券の「かぶミニ」では、取引所の取引時間内であれば、「買いたい」または「売りたい」思った瞬間にリアルタイムで取引を実行することができます。
このサービスは、主要なネット証券業者の中では初めて提供されているものです。
単元未満株取引の手数料を他社と比較
楽天証券の単元未満株取引「かぶミニ」は、手数料も下記の通り安いです。
証券会社 | 名称 | 買い手数料 | 売り手数料 | 最低手数料 |
---|---|---|---|---|
楽天証券 | かぶミニ | 無料 +スプレッド0.22% | 11円/回 -スプレッド0.22% | – |
SBI証券 | S株 | 実質無料 | 0.55% | 55円 |
マネックス証券 | ワン株 | 無料 | 0.55% | 52円 |
SMBC日興証券 | キンカブ | 無料 | 無料 +スプレッド0.5% | – |
auカブコム証券 | プチ株 | 0.55% | 0.55% | 52円 |
LINE証券 | いちかぶ | 無料 +スプレッド1.0%(昼休み・夜間のみ) | 無料 +スプレッド1.0%(昼休み・夜間のみ) | – |
大和コネクト証券 | ひな株 | 無料 +スプレッド0.5% | 無料 -スプレッド0.5% | – |
野村證券 | まめ株 | 1.1% | 1.1% | 550円 |
岡三オンライン | 単元未満株 | 約定代金による※ | 約定代金による※ | 220円 |
※2 岡三オンライン…約定代金が2万円まで220円、3万円まで330円、10万円まで660円、以降10万円増加ごとに660円増加します。
関連記事:楽天証券のミニ株「かぶミニ」について徹底解説!手数料や買い方は?いつから?
②銘柄数の多さは業界トップクラス
楽天証券は、扱っている銘柄数が業界トップクラスです。
業界最大手のSBI証券よりは若干少ないですが、ほとんど差がないといえます。
証券会社 | 投資信託 | つみたてNISA対応銘柄 | IPO取扱銘柄数 | 米国ETF | 外国株 |
---|---|---|---|---|---|
楽天証券 | 2,658本 | 181銘柄 | 74社 | 359銘柄 | 6カ国 |
SBI証券 | 2,663本 | 183銘柄 | 122社 | 342銘柄 | 9カ国 |
より多くの選択肢から投資を行えるという大きなメリットとなります。
③手数料が安い
手数料が安い点も楽天証券の魅力です。
コストを抑えつつ投資を行えるのは、大きなポイントとなります。
- 超割コース…「1回」の取引金額で手数料が決まる。
- いちにち定額コース…「1日」の取引金額で手数料が決まる。

超割コースの国内現物株取引手数料
楽天証券の超割コースでは、「1回」の取引金額に基づいて手数料が設定されます。
約定代金 | 取引手数料(税込) |
---|---|
5万円まで | 55円 |
10万円まで | 99円 |
20万円まで | 115円 |
50万円まで | 275円 |
100万円まで | 535円 |
150万円まで | 640円 |
3,000万円まで | 1,013円 |
3,000万円超 | 1,070円 |
取引手数料の1%に相当するポイントが付与されますよ。
「いちにち定額コース」では取引手数料にポイントがつかないので、「投資を通じて楽天ポイントを増やしたい!」と思っている方には、このコースがぴったりでしょう。
いちにち定額コースの国内現物株取引手数料
いちにち定額コースでは、一日の取引金額が100万円以下であれば、手数料は全くかからない仕組みとなっています。
1日の約定代金合計 | 取引手数料(税込) |
---|---|
100万円まで | 0円 |
200万円まで | 2,200円 |
300万円まで | 3,300円 |
※以降、100万円増えるごとに1,100円を追加
一日の取引金額が100万円を超えない人や、「楽天ポイントを集めるよりも、小額の取引をお得に行いたい」という考えの方には、このコースが適しています。
加えて、「いちにち信用」というデイトレード専用の信用取引も用意されており、こちらは手数料が完全無料です。
さらに、金利や貸株料も年利0%となっており、デイトレーダーの方々には一考の価値があります。
楽天証券の手数料を他社と比較
楽天証券の手数料が高いのか、それとも低いのか、他の証券会社と並べて検証しました。
まず、国内現物株取引で「超割コース」を選択した際の手数料を他社と比べてみます。
証券会社 | 手数料(取引5万円) | 手数料(取引50万円) |
---|---|---|
楽天証券(超割コース) | 55円 | 275円 |
立花証券 | 55円 | 264円 |
岡三オンライン | 108円 | 385円 |
GMOクリック証券 | 50円 | 260円 |
SBI証券 | 55円 | 275円 |
SBIネオトレード証券 | 50円 | 198円 |
DMM株 | 55円 | 198円 |
auカブコム証券 | 55円 | 275円 |
続いて、「いちにち定額コース」を他社と比較します。
証券会社 | 手数料(取引200万円) |
---|---|
楽天証券(いちにち定額コース) | 2,200円 |
松井証券 | 2,200円 |
立花証券 | 1,760円 |
岡三オンライン | 1,430円 |
GMOクリック証券 | 1,238円 |
SBI証券 | 1,238円 |
SBIネオトレード証券 | 1,100円 |

またETFの売買手数料では、ネット証券最大手のSBI証券より、楽天証券のほうが優れています。
証券会社 | 買付手数料 | 売却手数料 | 対象銘柄数 |
---|---|---|---|
楽天証券 | 無料 | 無料 | 157銘柄 |
SBI証券 | 無料 | 銘柄で異なる | 9銘柄 (米国ETFのみ) |
国内現物株取引の手数料はSBI証券のほうがお得ですが、ETFでは楽天証券がお得です。
④楽天ポイントがたまる・ポイント投資ができる
楽天証券では、取引を行うことで楽天ポイントが貯まります。
楽天証券には下記2種類のポイントコースがあり、どちらか片方を選ぶ仕組みです。
コース名 | 特徴 | ポイント投資 | SPU |
---|---|---|---|
楽天ポイントコース | 貯めた楽天ポイントを他の楽天サービスで利用できる |
| ○ |
楽天証券ポイントコース | ポイントを「JMBマイル」に交換できる ※手動で楽天ポイントにも交換可 |
| ✕ |
ポイント投資がしたい人や楽天ユーザーには、「楽天ポイントコース」がおすすめ。
楽天ポイントコースなら、投資信託、現物国内株式、米国株式(現物・円貨)、バイナリーオプションで楽天ポイント投資ができます。
他の証券会社でもポイント投資は可能ですが、その選択肢はたった1~2種類です。
証券会社 | ポイント投資できる商品 |
---|---|
楽天証券 | 投資信託 国内株式 米国株式 バイナリーオプション |
SBI証券 | 投資信託 |
松井証券 | 投資信託 |
マネックス証券 | 国内公募株式型投資信託 |
auカブコム証券 | 投資信託 プチ株(単元未満株) |
楽天証券は、楽天ポイントでいろいろな投資をしてみたい人におすすめですよ。

さらに、楽天ポイントの貯め方が多彩なことも、楽天証券の大きな魅力と言えるでしょう。
- 国内株式(現物・信用)
- 外国株式(米株、中株、アセアン)
- 投資信託
- 先物・海外先物・オプション取引(株価指数・OP、商品先物)
- 金・プラチナ
- 家族、友達の紹介
- 各種キャンペーン
詳細は楽天証券公式サイト「ポイントが貯まるサービス一覧」で確認できます。
⑤楽天銀行との口座連携サービスがお得
楽天証券と楽天銀行の口座を連携させる(マネーブリッジ)ことで、即時入金が可能となります。
これにより、短時間で資金移動が行えるため、取引のチャンスを逃すことがありません。
さらにマネーブリッジをすると、楽天銀行で優遇金利が適用されるのも、見逃せないメリットです。
- 普通預金残高300万円まで…年0.1%
- 300万円を超える部分…年0.04%
ハッピープログラムで楽天ポイントが貯まる
マネーブリッジのメリットは、便利さや優遇金利だけではありません。
マネーブリッジを申し込むとエントリーできる「ハッピープログラム」では、取引に応じて楽天ポイントがより効率的に貯まります。
対象商品 | 獲得ポイント | 取引件数 |
---|---|---|
国内株式現物(買・売) | 手数料100円ごとに1ポイント | 手数料4,000円ごとに1件 |
国内株式信用(新規、返済) | 手数料100円ごとに1ポイント | 手数料4,000円ごとに1件 |
外国株式現物(買・売) | 手数料100円ごとに1ポイント | 手数料4,000円ごとに1件 |
米国株式信用(現物買・現物売) | 手数料100円ごとに1ポイント | 手数料4,000円ごとに1件 |
投資信託 | 一定の残高を達成ごとに10~500ポイント | – |
個人向け国債 | 買付金額3万円ごとに1ポイント | 買付金額100万円ごとに1件 |
楽天FX | 10枚(10万通貨)ごとに1ポイント | 100枚(100万通貨)ごとに1件 |
日経225先物(ラージ、ミニ) | 手数料100円ごとに1ポイント | 手数料4,000円ごとに1件 |
日経225オプション | 手数料100円ごとに1ポイント | 手数料4,000円ごとに1件 |
ハッピープログラムでは、取引件数に応じて楽天銀行の会員ステージが上がります。
会員ステージが上がると、ATM取引手数料無料・銀行振込手数料無料といった特典が受けられるので、ぜひ参加しましょう。
⑥日経新聞が無料で読める
楽天証券では、日経新聞を無料で読むことができます。
日経新聞が無料の証券会社は、楽天証券だけです。
最新の経済情報をいち早くキャッチすることが可能になります。

しかも楽天証券は口座開設無料なので、興味がある人にとってはかなり大きなメリットですね。
また楽天証券では、日本経済新聞社が発行する専門誌も無料で読めます。
- 日本経済新聞(朝刊および夕刊)
- 日経産業新聞
- 日経MJ(流通新聞)
- 日経プラスワン
- 日経地方経済面
- 過去1年分の新聞記事
- 日経速報ニュース
⑦投資・マネー本が無料読み放題
2022年7月14日(木)から始まった新サービスにより、楽天証券の口座保有者は、一部のマネー・投資関連本を無料で読むことができます!
楽天の投資メディア「トウシル」で注目された書籍や、楽天Koboの投資関連カテゴリーに掲載されている人気のマネー・投資本が、読み放題です。
さらに、おすすめの投資本を20%割引で何度でも購入できるクーポンも提供されていますよ。

ただし、無料で提供される本は一定の閲覧期限があります。例えば、「2022年7月・8月に提供された本は9月1日21:59まで読むことができる」などのように設定されています。
期限が過ぎると自動的にライブラリから削除されてしまうため、その期間内にしっかりと読んでおきましょう。
投資について本で勉強したい方にぴったりのサービスです。
⑧トレーディングツール「MARKET SPEED Ⅱ」が無料
さらに、高機能なトレーディングツール「MARKET SPEED Ⅱ」の利用が無料である点も、楽天証券の大きなメリットと言えるでしょう。
MARKET SPEED Ⅱとは2018年の秋にリリースされた、楽天証券のダウンロード型取引ツールです。
MARKET SPEEDといえば画期的なトレーディングツールの元祖で、「MARKET SPEED Ⅱ」はそれをさらに進化させたものとなります。
Windowsにしか対応していない点は注意が必要ですが、このプロ仕様のトレーディングツールを楽天証券ユーザーなら誰でも使えるというのは、非常に嬉しいですね。
関連記事:楽天証券の口座開設|取引開始までの流れを分かりやすく解説!
楽天証券と比較検討したいおすすめネット証券
楽天証券以外にも、優れたネット証券は多数存在します。
比較検討して、最適なネット証券を見つけましょう。
SBI証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 2,658件 |
株式以外 | 債券 FX CFD 金/銀/プラチナ 先物・オプション 保険 |
口座開設・取引までの日数 | 最短翌営業日 |
特徴 | 圧倒的口座数 100万円まで手数料0円 充実のサービス |
SBI証券は、よく楽天証券と比較される業界最大手のネット証券です。
取扱い銘柄数が業界最大級で、手数料も安価。
また、独自のポイントプログラムを持っており、投資初心者から経験者まで幅広く利用されています。

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関連記事:SBI証券の評判・口コミ!実際のところどうなのか利用者の声から徹底解説
松井証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 1,580件 |
株式以外 | FX 先物・オプション |
口座開設・取引までの日数 | 最短3日 |
特徴 | 使い勝手の良いツール お得な手数料 手厚いサービス |
松井証券は1918年に創業された、100年以上の歴史があるネット証券です。
日本で初めて本格的なインターネット取引を導入した証券会社として知られています。
初心者にも使いやすいツールを提供していますよ。
また、サポート体勢が手厚い点も魅力的です。
電話で「株の相談窓口」を設けていて、株取引に関するアドバイスが無料で受けられます。
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関連記事:松井証券の評判・口コミまとめ!手数料や投資信託についても解説
マネックス証券
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 1,235件 |
株式以外 | 債券 FX 先物・オプション 金・プラチナ |
口座開設・取引までの日数 | 最短翌営業日 |
特徴 | 100円から始められる 米国株に強い お得なマネックスポイント |
マネックス証券は、単元未満株や米国株の取引手数料が安い大手ネット証券です。
個別銘柄を少額から買いたいなら、特に適しているでしょう。
また、投資信託をクレジットカードで積み立て購入した際のポイント還元率は、業界トップ。
つみたてNISAでポイントを貯めたい人にもおすすめです。
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関連記事:マネックス証券の評判・口コミまとめ!米国株やIPOの人気についても解説
楽天証券とSBI証券の違いを比較
楽天証券とSBI証券、両者はどちらも高評価なネット証券ですが、それぞれ異なる特徴を持っています。
どちらが自分に合っているか見極めることが重要です。
証券会社 | 口座数 | 最低手数料 | ポイント制度 | つみたてNISA | IPO取扱銘柄数 | 米国ETF | 投資信託 | 外国株 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天証券 | 800万口座超 | 0円 | 楽天ポイント | 181銘柄 | 74社 | 359銘柄 | 2,658本 | 6カ国 |
SBI証券 | 845万口座 | 0円 | Tポイントdポイントなど | 183銘柄 | 122社 | 342銘柄 | 2,663本 | 9カ国 |
楽天証券がおすすめな人
- 楽天ポイントを貯めたい
- ポイント投資がしたい
- 日経新聞や投資本を無料で読みたい
- 楽天カードを使っている
- ETFを取引したい
楽天証券は、楽天グループの一員として楽天ポイントが貯まり、また使えることが最大の特徴です。
他の証券会社よりポイント投資できる商品が多く、またさまざまな投資を通じて楽天ポイントが付与されます。
日経新聞や投資本を無料で読みたい人にもおすすめです。
関連記事:楽天証券iDeCoのおすすめ商品厳選5選!40代・50代の配分も解説
SBI証券がおすすめな人
- 25歳以下
- マイナーな外国個別株を取引したい
- IPO投資がしたい
- 少しでも銘柄数は多い方がいい
- Tポイント・Pontaポイント・dポイントを貯めている
- 三井住友カードを使っている
一方SBI証券は、楽天証券よりも投資できる対象が全体的にやや多めです。
また国内株の取引手数料も、SBI証券のほうがやや安くなっています。
さらにSBI証券は、25歳以下限定で手数料が完全無料です。
TポイントやPontaポイント、dポイントを利用している人、三井住友カードユーザーにおすすめとなっています。
\口座数&総合力No.1!/
楽天証券はやめたほうがいい?よくある質問
楽天証券はやめたほうがいいか、まだ判断しかねている人も少なくないでしょう。
よくある質問とその回答を、ここでご紹介します。
- 楽天証券でつみたてNISAをするのはやめたほうがいい?
- 楽天証券は赤字でやばい?
- 楽天証券が潰れる可能性はある?
Q.楽天証券でつみたてNISAをするのはやめたほうがいい?
A.そんなことはありません。
楽天証券はつみたてNISAの対象銘柄を豊富に取り扱っており、その数は業界トップクラスです。
つみたてNISAを始めたい方にもおすすめの証券会社ですよ。

つみたてNISAは、将来の資産形成のための重要な手段です。楽天証券でのつみたてNISAの利用が良いか否かは、楽天証券が提供する商品ラインナップや手数料、サービス内容によるところが大きいです。他の証券会社と比較して自分にとって最適な選択をすることが重要です。
Q.楽天証券は赤字でやばい?
A.楽天証券は好調です。
楽天グループは、2023年2月14日に行われた決算発表で、過去最大となる3,729億円の赤字計上を報告しました。
そのため「楽天証券は赤字でやばい」という意見もあります。
しかしこの赤字は、携帯事業である楽天モバイルによるところが大きく、楽天証券をはじめとした金融事業は好調です。

Q.楽天証券が潰れる可能性はある?
A.楽天証券は好調なので、近いうちに潰れる可能性は低いでしょう。
楽天グループは赤字ですが、すぐにでも潰れそうという状況ではありません。
もし楽天証券が潰れたとしても、金融商品取引法に基づく保証制度があるため、万が一の事態に備えることができます。

関連記事:楽天証券アプリ「iSPEED」の使い方! 初心者向けに注文方法をわかりやすく解説
まとめ~楽天証券はやめたほうがいいか判断しよう~
ここまでの情報を踏まえて、楽天証券が自分の投資スタイルや目的に適しているかどうかを判断することが求められます。
「楽天証券はやばい」「やめたほうがいい」という悪い評判もあれば、他に類を見ないようなメリットも。
特に日経新聞や投資本を無料で読めるサービスや、単元未満株のリアルタイム取引ができるサービスは、楽天証券ならではの魅力です。

自分自身のニーズに合わせて、最適な証券会社を選んでいただければと思います。
重要なのは、情報を元に自分自身で判断することです。
これからも楽天証券をはじめとした証券会社の動向をチェックし、賢い投資を心がけてくださいね!
\口座数&総合力No.1!/
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