資産運用をおこなう際に、利回り10%程度ほしいと思ったことはありませんか?
昨今では老後2000万円時代ともいわれていて、できるだけ若いうちから資産形成をしていきたいと思うはずです。
そこで投資を視野にいれると思いますが、大事なのが利回りという概念です。
利回りが高ければそれだけ利益を得られる可能性が高くなります。
今回の記事では、利回り10%を達成するのは難しいのか、利回り10%を狙える投資商品について解説します。
利回り10%は最適な投資?
そもそも利回り10%とは、良い投資方法なのか気になりませんか?
利回り10%で投資をする以上、それだけのリスクが伴います。
色々な投資家の中で、利回り10%での運用は最適なのかについて議論されることも。
そこでここでは利回り10%が最適なのか解説します。
利回り10%であれば安定して利益を生める
結論、利回り10%の資産運用は堅実な投資方法として安定しているといえます。
基本的に資産形成をするときに考えなければいけないのは、継続的に安定して収益を生み出せるかどうかです。
これから資産運用をするとして、5~10年後に資産がどのくらいになっているのかの目標を立てておくことが大切ですね。
年利10%であれば、ある程度のリスクを許容しつつ確実な収益が望めると考えられます。
もちろん利回り20%や30%の数字で回すこともできますが、それなりのリスクが伴います。
資産形成の面で考えると、利回り10%程度の運用が最適ですね。
投資初心者は5~9%の利回りを目指せばOK
利回り10%は最適な投資方法だと解説しました。
ただ初心者の投資家がいきなり利回り10%を達成するのは難しいです。
継続的に安定した収益を得られる仕組みを作ることになるわけですから、だれでもできるわけではありません。
特に投資初心者の場合、知識も浅いので利回り10%での運用は危険です。
そこで投資初心者は5~9%の利回りを目指すのがおすすめ。
利回り5~9%であれば、リスクも軽減出来て地道に資産を増やすことができます。
ただそれでもリスクはぬぐえないので、最初は利回り3~5%の範囲でリスクを減らすのもおすすめです。
利回り10%が狙える投資商品
続いては、利回り10%が狙える投資商品について解説します。
具体的には以下の通りです。
- 株式投資
- 投資信託
- 不動産投資
- ソーシャルレンディング
- ヘッジファンド
これらについてそれぞれ解説します。
株式投資
おすすめの投資商品1つ目は、株式投資です。
株式投資とは、企業が発行している株式を購入し、その購入資金をもとに利益をあげて、利益の一部を還元してもらえるような仕組みになっています。
企業の株主になれば、配当金をもらうことができたり株主優待が受けられたりと、利益面以外でも大きなメリットがあります。
もちろん、購入時の株式価格よりも上昇していれば、売却することで差額を利益として受け取れます。
任意のタイミングで売却できるので、利確したいタイミングで手放しましょう。
株式の利回りは基本的に3~7%といわれていますが、高額な株式であれば年利10%を狙うこともできます。
ただ銘柄の選択が難しく、初心者が上昇下落を考えるのは難しいです。
いきなり株価が数十倍に膨らむこともあれば、一気に下落してしまう可能性もあるのが株式です。
初心者であれば、IPO株のようなほとんどの場合株価が上昇するといわれているような株式の情報を入手してから、購入する銘柄を決めるのがおすすめですね。
投資信託
おすすめの投資商品2つ目は投資信託です。
投資信託は資産形成を委託して、収益を得られる投資方法になっています。
資産形成のプロに依頼できるため、投資初心者でも安心して利用できるのが特徴です。
投資信託が取り扱っている商品には少額から投資できるものも多く、ローリスクで投資できます。
利回りは1~3%と低くなってしまいますが、それだけローリスクでの運用ができます。
最初はリスクを抑えて投資したいと考えている方は、ぜひ投資信託を利用してみてくださいね。
不動産投資
おすすめの投資商品3つ目は不動産投資です。
不動産投資は戸建て住宅やマンションなどを購入して、その家を貸すことで収入を得られる現物不動産投資があります。
もう一つは、小口化された不動産に少額の投資をおこなって、その家の運用利益をもらえる不動産ファンドがあります。
利回り10%を目指すのであれば、利益率の高い現物不動産投資がおすすめです。
現物不動産投資であれば、所有している物件に入居者が入っている限り一定の賃料をもらい続けることができます。
物件選びに失敗しない限りは、利回り10%を得ることも難しくありません。
ただ物件に入居者が入らないといつまで経っても収入が得られないので、リスクもあります。
物件を購入するとなれば、初期費用として膨大な費用が掛かるため、投資初心者にはおすすめできません。
ソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングはネットを通して、不特定多数の投資家から資金の融資をしてもらい、その資金で事業を立ち上げて、成功報酬として支援者に利益の一宇を還元する投資方法です。
クラウドファンディングのビジネス版だと思えばわかりやすいですね。
ソーシャルレンディングの利回り相場は、2~6%といわれています。
ただ、ソーシャルレンディングで投資した事業が波に乗っていれば、定期的に資金を還元してもらえるので、気になる事業があれば投資してみるといいでしょう。
ただし、一度資金を投資してしまうと、運用期間中に引き落としができません。
短期的な投資をしたいと考えている方には向いていないので気をつけましょう。
ヘッジファンド
ヘッジファンドとは、資金を投資企業に預けて資産運用をしてもらうことです。
投資信託とほとんど変わりませんが、ヘッジファンドでは取り扱っている銘柄にかけられた利回りが収益になります。
投資信託で扱っている投資商品の利回りは1~9%程度になっています。
しかしヘッジファンドでは10%近い利回りの商品をそろえているので、利回り10%以上の利回りを求めている方には非常におすすめです。
ただし、ヘッジファンドで取り扱っている商品の多くが1000万円を超えていることもあり、資産が少ない方では手が出せません。
初期投資にかかる費用も莫大なので、初心者の方がヘッジファンドに手を出すのは難しいですね。
利回りの計算方法
ここまで紹介してきたおすすめの投資方法の利回り計算について解説します。
具体的には以下の通りです。
- 株式投資の計算方法
- 投資信託の計算方法
- 不動産投資の計算方法
- ソーシャルレンディングの計算方法
気になっている投資方法の計算方法を覚えておきましょう。
株式投資の計算方法
株式投資の利回りを計算するときの費用項目は以下の通りです。
- 売買手数料
- 配当金
- 売買損益
- 税金
これらすべてをまとめて計算する場合には以下の数式を用いればOKです。
利回り(%)=(売買損益+配当金-売買手数料-税金)÷投資元本÷運用年数×100
こちらの計算をすれば、すぐに利回りを算出できます。
投資信託の計算方法
投資信託の利回りを計算するときの費用項目は以下の通りです。
- 売買損益
- 分配金
- 販売手数料
- 信託報酬
- 信託財産留保額
- 税金
これらすべてをまとめて計算する場合には以下の数式を用いればOKです。
利回り(%)=(売買損益+分配金-販売手数料-信託報酬-信託財産留保額-税金)÷投資元本÷運用年数×100
こちらの計算をすれば、すぐに利回りを算出できます。
不動産投資の計算方法
不動産投資の利回りを計算するときの費用項目は以下の通りです。
- 家賃収入
- 経費
これらすべてをまとめて計算する場合には以下の数式を用いればOKです。
利回り(%)=(家賃収入-経費)÷不動産購入費÷運用年数×100
こちらの計算をすれば、すぐに利回りを算出できます。
ソーシャルレンディングの計算方法
ソーシャルレンディングの利回りを計算するときの費用項目は以下の通りです。
- 分配金
- 税金
これらすべてをまとめて計算する場合には以下の数式を用いればOKです。
利回り(%)=(分配金-税金)÷投資元本÷運用年数×100
こちらの計算をすれば、すぐに利回りを算出できます。
利回り10%を狙う際の注意点
続いては、利回り10%を狙う際の注意点についてまとめます。
具体的には以下の点を注意して投資をおこないましょう。
- リスクについて考えておく
- 分散投資でリスクを分散する
- 短期投資では難しいので長期投資をする
これらについてそれぞれ解説します。
リスクについて考えておく
利回り10%を狙うとなると、ハイリスクハイリターンの投資になることを理解しましょう。
リスクとリターンは表裏一体なので、リターンが増えれば増えるほどリスクを負うことになります。
利回り10%は簡単に達成できるわけではないので、リスクが高くなってしまいます。
将来的に大きな利益を期待できますが、元本割れのリスクも高いです。
利回り10%を狙うのであれば、生活資金は絶対に使わず、余剰資金のみでおこないましょう。
分散投資でリスクを分散する
利回り10%を狙う場合、リスクがあるということを理解していただけたかと思います。
そのリスクを少しでも削減するために、分散投資をして利回り10%を目指すのがおすすめです。
そもそも分散投資とは、特定の投資商品だけに投資をするのではなく、いろいろな投資商品に投資することを指します。
つまり複数の投資商品に投資をするべきということです。
分散投資をすることで、1つの投資先が元本割れしてしまっても、ほかの投資先で相殺することもできますよね。
しかし1つの投資先のみで、元本割れしてしまったらリスクが高くなります。
このようにリスクを分散することで、投資の安全性を高められると覚えておきましょう。
利回り10%を狙うのであれば金融商品の購入も慎重になる必要があります。
資産全体のバランスを考えて、安定した投資ができるようにしましょう。
短期投資では難しいので長期投資をする
利回り10%を達成したいのであれば、短期的な投資ではまず無理です。
そのため長期投資で運用成果を安定させるのがおすすめ。
利回り10%を目指す場合には、長期投資が前提ですね。
投資期間を長くして複利的に投資をすることで、さらに利回りを高くすることも目指せます。
複利での運用をするためにも、途中で引き落とすこともおすすめできません。
目標を達成するか、資金がどうしても必要なタイミングが来るまでは、複利で長期投資をおこないましょう。
利回り10%を達成するのにおすすめの証券口座
最後に、利回り10%を達成するのにおすすめの証券口座についてまとめます。
具体的には以下の通りです。
- GMOクリック証券
- IG証券
- SBI証券
どれもおすすめなので、ぜひ口座開設してみてくださいね。
GMOクリック証券
総合評価 | |
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取引手数料 | 無料 |
取扱商品 | 株価指数CFD 商品CFD 株式CFD バラエティCFD |
デモ口座 | あり |
口座開設・取引までの日数 | 最短当日 |
GMOクリック証券ではFXや株式投資、債券投資などの投資商品を扱っています。
色々な分散投資ができるため、投資初心者におすすめです。
GMOクリック証券を運営しているのは、GMOなので信頼度も高く安心して利用できるのがメリット。
また取引をするとポイントがためられて、取引以外の利益を得られます。
証券口座に迷っているなら、GMOクリック証券を利用してみてくださいね。
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関連記事:GMOクリック証券の評判・口コミまとめ!人気のFXや手数料についても紹介
IG証券
総合評価 | |
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コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | – |
取り扱い商品 | FX 先物・オプション CFD |
口座開設・取引までの日数 | 最短2日 |
特徴 | 豊富な通貨ペア FX以外も豊富 お得なキャンペーンが多い |
IG証券では、FXや先物・オプション、CFDなどを取り扱っている証券口座です。
FXでは豊富な通貨ペアを取り扱っているため、FXをメインに投資していきたいと思っている方におすすめ!
もちろんFX以外にも様々な投資ができるようになっているので、ぜひ利用してみてくださいね。
またIG証券ではお得なキャンペーンが多く、最大5万円キャッシュバックなどがあります。
ぜひIG証券の利用を検討してみてくださいね。
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関連記事:IG証券ノックアウトオプションのメリット・デメリット!攻略方法完全ガイド
SBI証券
総合評価 | |
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コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 2,632件 |
株式以外 | 債券 FX CFD 金/銀/プラチナ 先物・オプション 保険 |
口座開設・取引までの日数 | 最短翌営業日 |
特徴 | 圧倒的口座数 100万円まで手数料0円 充実のサービス |
SBI証券は口座開設数トップクラスの証券口座です。
株式投資やFXなどのさまざまな投資商品を取り扱っているため、いろいろな投資を試したいと思っている方におすすめ。
中でも米国株や海外の有価証券に投資できるのがポイントです。
米国株や海外の有価証券は利回りが良いことが多いため、利回り10%を目指しているのであれば、投資するのがおすすめです。
またSBI証券では、少額投資にも対応しているため、投資資金が少ない方でも投資にチャレンジできます。
単元未満株やミニ株から挑戦してみて、徐々に投資額を増やしていきたいと思っている方は、ぜひSBI証券を利用してみてくださいね。
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関連記事:SBI証券の評判・口コミ!実際のところどうなのか利用者の声から徹底解説
【まとめ】利回り10%は投資商品を選べば達成できる
この記事では、利回り10%について解説しました。
利回り10%は投資商品を選べば、達成できる可能性が高いです。
もう一度、利回り10%を達成できる投資商品をまとめます。
- 株式投資
- 投資信託
- 不動産投資
- ソーシャルレンディング
- ヘッジファンド
これから投資を始めるのであれば、上記の投資商品を利用してみてくださいね。
また投資するためには証券口座を持つ必要があるので、この記事で紹介している証券口座を開設してみてくださいね。
- GMOクリック証券
- IG証券
- SBI証券
どれもおすすめの証券口座なので、利用してみましょう。
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