手数料が安いことで人気のSBI証券には、「スタンダード」と「アクティブ」という2つの手数料プランがあります。
「手数料プランはどっちを選ぶのがおすすめ?」と迷ってしまいますよね。
今回は、SBI証券の手数料プランの選び方や、各取引の手数料が本当に安いのかについてご紹介。
「アクティブプランで1日100万円以下しか取引していないのに、手数料がかかっている!無料にならないのはなぜ?」
「SBI証券と楽天証券の手数料を比較すると、どっちが安い?」
「米国株取引や単元未満株取引の手数料は安いの?」
といった疑問にもお答えします。

- 圧倒的口座数
- 100万円まで手数料0円
- 充実のサービス
- 手数料(現物取引のスタンダードプラン)
- 55~1,070円
- 手数料(現物取引のアクティブプラン)
- 0円~
- 取り扱い商品
- 株債券 FX 金/銀/プラチナ 先物・オプション
関連記事:SBI証券がやばいと言われる4つの理由!悪い評判・口コミを紹介
SBI証券は2023年9月までに国内株取引の手数料無料化を目指している
総合評価 | |
---|---|
コスト | |
信頼性 | |
NISA/つみたてNISA | 〇 |
投資信託 | 2,632件 |
株式以外 | 債券 FX CFD 金/銀/プラチナ 先物・オプション 保険 |
口座開設・取引までの日数 | 最短翌営業日 |
特徴 | 圧倒的口座数 100万円まで手数料0円 充実のサービス |
2023年9月までに、SBI証券が国内株取引の手数料完全無料化を目指していることをご存知ですか?
これは業界内で大きな話題となっており、利用者の皆様にとっては非常に大きなメリットとなります。
国内株式の売買手数料の無料化は、SBI証券がすでに先行していますが、2023年9月頃までに完全無料化が実現すれば、他社とSBI証券との差はさらに広がるでしょう。

しかし、これ以上の手数料引き下げ競争についていけなくなるネット証券も出てくると考えられます。
SBIが手数料無料化を実現できる理由
SBI証券が国内株売買手数料無料化に踏み切ることができる理由は、国内株売買手数料以外の収益源が大きく、売買手数料無料化による顧客増加で十分な収益を得られると見込んだからです。
SBI証券は、不動産金融事業やストック型(投資信託)ビジネス、FX事業、外国株取引サービスなど、売買手数料以外の収益源を多様化してきました。
その結果、国内株売買手数料の営業収益全体に占める比率は、2022年度上半期時点で12.3%にまで低減しています。
つまり、SBI証券は国内株の売買手数料を無料化しても、それ以外で十分な収益を得られると見込んでいるわけです。
SBI証券は、売買手数料無料化により、顧客獲得と収益拡大を目指しています。
「国内株の取引手数料が無料だから」という理由で口座開設したユーザーが、外国株取引やFX取引といった他の取引も行えば、ますますSBI証券の収益は増えていくでしょう。

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関連記事:SBI証券の評判・口コミ!実際のところどうなのか利用者の声から徹底解説
SBI証券の手数料プラン「スタンダード」と「アクティブ」の違いを比較
SBI証券では、「スタンダード」と「アクティブ」という2つの手数料プランがあります。
それぞれの特徴とメリットを知り、どちらが自分に合っているのかをしっかり理解しましょう。
SBI証券の手数料プラン①「スタンダード」
「スタンダードプラン」は、1回の株式の注文が成立するごとに、約定代金に対して手数料を支払うプランです。
約定とは、株式の注文が成立することを指します。

たとえば、株価が1,000円の銘柄を100株買ったときの約定代金は、1,000円×100株=100,000円です。
1回の約定代金にかかる手数料は、以下の通り。
1注文の約定代金 | 現物取引の手数料(税込) | 信用取引の手数料(税込) |
---|---|---|
5万円まで | 55円 | 99円 |
10万円まで | 99円 | 99円 |
20万円まで | 115円 | 148円 |
50万円まで | 275円 | 198円 |
100万円まで | 535円 | 385円 |
150万円まで | 640円 | 385円 |
3,000万円まで | 1,013円 | 385円 |
3,000万円超え | 1,070円 | 385円 |
手数料はこのように細かく決まっています。
ちなみに、SBI証券の手数料は業界最安水準です。
SBI証券の手数料プラン②「アクティブ」
SBI証券のアクティブプランは、1日の約定代金の合計金額に手数料を支払うプランです。
アクティブプランの手数料体系は以下の通り。
一日の約定代金(合計) | 現物取引の手数料(税込) | 信用取引の手数料(税込) |
---|---|---|
100万円まで | 0円 | 0円 |
200万円まで | 1,238円 | 880円 |
300万円まで | 1,691円 | 1,320円 |
以降100万円増加ごとに | 295円ずつ増加 | 440円ずつ増加 |
1日の取引額が100万円以下の方であれば、手数料がかからないのでお得です!
信用取引とは合算しない
なおSBI証券では、「1日の約定代金」を、現物取引と信用取引で足した金額で計算しません。

1日に現物取引100万円+信用取引(制度)100万円+信用取引(一般)100万円まで、つまりトータルで最大300万円までの手数料が無料になるのです。
他の証券会社では、現物取引と信用取引を合計した金額の範囲内で手数料無料にしているところもあるため、SBI証券は比較的お得に株式投資できます。
25歳以下は国内現物株取引の手数料無料
また、25歳以下の方には特別なメリットがあります。
SBI証券の「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」のどちらを選択しても、国内の現物取引手数料が無料になるという、大変魅力的な制度です。
どちらを選択しても、26歳の誕生日を迎える前日までの約定分は、取引手数料無料ですよ。
25歳以下の方は、ぜひSBI証券で株式投資を始めてみてはいかがでしょうか。

関連記事:楽天証券の評判・口コミまとめ!ポイント投資や手数料も解説
SBI証券の手数料プランはスタンダードとアクティブのどっちがおすすめ?

それはあなたの投資スタイルによります。
結論から言うと、1日の約定代金合計が100万円を超えるならスタンダードプラン、100万円以内ならアクティブプランがおすすめです。
手数料プランの名称からして、スタンダードプランは初心者向けでアクティブプランは上級者向け…と勘違いしがちですが、むしろ逆といえます。
それぞれのプランが、どのような投資家に向いているのか、具体的に見てみましょう。
スタンダードプランがおすすめな人
スタンダードプランは、1日の約定代金が100万円を超える方や、1回の注文で100万円を超える株式を購入する方におすすめですよ。
なぜなら、アクティブプランは1日の約定代金が100万円を超えると手数料が高くなるためです。
例えば、1日の約定代金が200万円の場合、スタンダードプランは手数料が525円ですが、アクティブプランは手数料が1,050円かかります。
そのため、1日の約定代金が100万円を超える場合は、スタンダードプランの方が手数料が安くなるのです。

アクティブプランがおすすめな人
アクティブプランは、100万円までの約定代金であれば手数料無料です。
しかしアクティブプランは1日の約定代金が100万円を超えると、スタンダードプランより手数料が高くなります。
そのため、まだ資金的に大きな金額の株式を買えない投資初心者の方や、100万円以上の買付をしない投資家におすすめです。
このようなあまり売買しない投資家は、アクティブプランで手数料を節約することができるでしょう。
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SBI証券の手数料履歴を確認する方法
SBI証券では、約定履歴から取引にかかった手数料を確認することが可能です。
SBI証券の約定履歴を確認するには、以下の手順に従ってください。
- SBI証券のウェブサイトにログインします。
- メニューから「口座管理」をクリックします。
- 「取引履歴」タブをクリックします。
- 「約定履歴」をクリックします。
- 商品指定にて履歴を確認したい商品(すべて/株式/外貨建MMF/外貨建債券)を選択してください。
- プルダウンメニューで期間指定を行い、【照会】ボタンをクリックしてください。
- 指定期間内で表示できない取引については、指定期間を変更して再度【照会】ボタンをクリックしてください。
これで、SBI証券の約定履歴と、取引にかかった手数料を確認することができます。

関連記事:SBI証券でつみたてNISA!始め方からおすすめの銘柄までわかりやすく解説
SBI証券の手数料プランの変更方法
SBI証券では、自分の投資スタイルに応じて手数料プランの変更が可能です。
- SBI証券のウェブサイトにログインします。
- 「口座管理」→「お客様情報設定・変更」→「お取引関連・口座情報」を選択します。
- 「国内株式手数料プラン」にて「変更」を選択します。
- 変更したい手数料プランを選択します。
- 「変更する」ボタンをクリックします。
- 確認画面が表示されるので、「確認して申し込む」ボタンをクリックします。
- 「国内株式手数料プランを変更いたしました」と表示されたら、変更完了です。
新しい手数料プランの適用日時も表示されているので、確認しましょう。
手数料プランを変更すれば、より自分に合った条件で投資を行うことが可能となります。
手数料プラン変更後の反映タイミングに注意しよう
ただし、手数料プランの変更後の反映タイミングには注意が必要です。
変更申請後、すぐに新しいプランが反映されるわけではないため、計画的に変更を行うようにしましょう。
- 前営業日の23時29分までに申し込むと、次の営業日から変更が適用されます。
- 土日に変更手続きをすると、火曜日から変更が適用されます。
水曜日が祝日で、木曜日から変更が適用されるようにするには、火曜日の23時29分までに変更手続きをする必要があります。
手数料プランの変更手続きをしたタイミングと、新たな手数料プランが適用されるタイミングを表でまとめると、次の通りです。
手数料プランの変更手続き | 適用タイミング |
---|---|
土曜日、日曜日 月曜日(23時29分まで) | 火曜日(0時00分から) |
火曜日(23時29分まで) | 水曜日(0時00分から) |
水曜日(23時29分まで) | 木曜日(0時00分から) |
木曜日(23時29分まで) | 金曜日(0時00分から) |
金曜日(23時29分まで) | 土曜日(0時00分から) |
SBI証券の手数料は他社と比較して安い?
SBI証券の手数料は、他の証券会社と比較しても競争力があります。

多くの取引を行う方は特に、SBI証券の手数料の安さを実感しやすいでしょう。
SBI証券は、ネット証券で口座数1位です。
口座開設数上位5社は、他に楽天証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券(順不同)となっています。
大手各社の手数料を比較しました。
スタンダードプランの手数料を大手3社と比較
1回の約定代金 | SBI証券 | auカブコム証券 | マネックス証券 | 楽天証券 |
---|---|---|---|---|
5万円以下 | 55円 | 55円 | 55円 | 55円 |
5万円超~10万円以下 | 99円 | 99円 | 99円 | 99円 |
10万円超~20万円以下 | 115円 | 115円 | 115円 | 115円 |
20万円超~50万円以下 | 275円 | 275円 | 275円 | 275円 |
50万円超~100万円以下 | 535円 | 535円 | 535円 | 535円 |
100万円超~150万円以下 | 640円 | 1,584円(※) | 640円 | 640円 |
150万円超~300万円以下 | 1,013円 | 3,069円(※) | 1,013円 | 1,013円 |
300万円超~3,000万円以下 | 1,013円 | 4,059円(※) | 1,013円 | 1,013円 |
3,000万円超 | 1,070円 | 4,059円(※) | 1,070円 | 1,070円 |
※auカブコム証券では、100万円超の取引をした場合、約定代金×料率で算出されます。ここでは各約定代金範囲の上限金額手数料を表示しています。
アクティブプランの手数料を大手4社で比較
1日の約定代金合計 | SBI証券 | マネックス証券 | 松井証券 | auカブコム証券 | 楽天証券 |
---|---|---|---|---|---|
50万円以下 | 0円 | 550円 | 0円 | 0円 | 0円 |
50万円超~100万円以下 | 0円 | 550円 | 1,100円 | 0円 | 0円 |
100万円超~150万円以下 | 1,238円 | 2,750円 | 2,200円 | 2,200円 | 2,200円 |
150万円超~200万円以下 | 1,238円 | 2,750円 | 2,200円 | 2,200円 | 2,200円 |
200万円超~300万円以下 | 1,691円 | 2,750円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
以降100万円増加ごとに | +295円 | +2,750円(※) | +1,100円 | +1,100円 | +1,100円 |
※マネックス証券は300万円毎に手数料を加算となります。
関連記事:手数料が安いネット証券はどこ?それぞれの証券会社の特徴を徹底比較!
SBI証券の手数料一覧
SBI証券では、さまざまな投資商品の取引に対して、手数料を明確に設定しています。
SBI証券の投資信託(つみたてNISA)手数料
SBI証券で投資信託(つみたてNISA)を運用する場合、買付手数料と売却手数料は無料です。
そのため、必要なのは信託報酬のみとなります。
項目 | 手数料 |
---|---|
買付手数料 | 無料 |
売却手数料 | 無料 |
信託報酬 | 銘柄ごとに異なる |
信託報酬とは、投資信託を運用する際にかかる手数料です。
信託報酬は、投資信託の運用成績に影響する重要な要素であり、信託報酬が低い銘柄を選ぶことが重要となります。
SBI証券では、つみたてNISAで利用できる投資信託の信託報酬が低い銘柄を多数取り揃えていますよ。
SBI証券の単元未満株取引手数料
買付手数料 | 無料 |
---|---|
売却手数料(税込) | 0.55% |
最低手数料 | 55円 |
SBI証券では、単元未満株の取引手数料も安く設定されています。
単元未満株取引は、1単元未満の株式を購入できるサービスで、少額から投資を始めることが可能です。
単元未満株取引の手数料を他社と比較
なお、他社と単元未満株取引の手数料を比較すると、次の通りです。
SBI証券 | マネックス証券 | auカブコム証券 | |
---|---|---|---|
買付手数料 | 無料 | 無料 | 約定代金の0.55% |
売却手数料(税込) | 約定代金の0.55% | 約定代金の0.55% | 約定代金の0.55% |
最低手数料 | 55円 | 52円 | 52円 |
マネックス証券より最低手数料は微妙に高いですが、ほとんど差がなく、業界最安水準です。
SBI証券の米国株式/米国ETF手数料
SBI証券の米国株取引と米国ETF取引の手数料は、次の通りです(税込)。
1注文あたりの手数料 | 0.495% |
---|---|
最低手数料 | 0米ドル |
上限手数料 | 22米ドル |
他社と比較すると、標準的な手数料設定となっています。
DMM.com証券なら、主要なネット証券の中で唯一、米国株の取引手数料が無料です。
また、SBI証券では一部の米国ETFの買付手数料が無料ですが、DMM.com証券では売買時どちらも取引手数料が無料です。
そのためDMM.com証券は、米国株や米国ETFの取引で取引手数料の安さを重視するのであれば、最適な選択肢と言えるでしょう。
SBI証券のその他の外国株取引手数料
米国以外の外国株式を取引する際は、下記の手数料がかかります。
1注文あたりの手数料(税込) | 最低手数料(税込) | 上限手数料(税込) |
---|---|---|
中国株式 | 0.286% | 51.7香港ドル |
韓国株式 | 0.99% | 9,900韓国ウォン |
ロシア株式 | 1.32%(※1) | 550ロシアルーブル |
ベトナム株式 | 2.20% | 1,320,000ベトナムドン(※3) |
インドネシア株式 | 1.10%(※2) | 261,800インドネシアルピア(※3) |
シンガポール株式 | 1.10% | 30.8シンガポールドル(※3) |
タイ株式 | 1.10% | 837.1タイバーツ(※3) |
マレーシア株式 | 1.10% | 83.6マレーシアリンギット(※3) |
SBI証券は、米国、韓国、ロシア、ベトナム、中国、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシアの9カ国の外国株式を取り扱っています。
韓国、ロシア、ベトナムの株式の取り扱いをしている主要なネット証券会社はSBI証券のみです。
そのため、これらの外国株式の取引を検討している方は、SBI証券を検討するとよいでしょう。

中国株式の取引手数料や最低手数料が最も安いのは、楽天証券です。
100万円の中国株式を購入すると、SBI証券では取引手数料が2860円ですが、楽天証券では2750円となります。
インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア株式は、SBI証券・楽天証券ともに、取引手数料率は同じです。
しかし最低手数料は、楽天証券の方が低くなっています。
そのため、これらの外国株式の取引を行いたい方は、楽天証券を検討してみてもよいでしょう。
SBI証券のPTS取引(夜間取引)手数料
PTS取引では、証券取引所の取引時間外でも株の売買ができます。
PTS取引を利用して株の夜間取引ができるのは、SBI証券、楽天証券、松井証券の3社のみです。
デイタイムセッション(スタンダードプラン)
約定代金 | 手数料 |
---|---|
~5万円 | 51円 |
~10万円 | 94円 |
~20万円 | 110円 |
~50万円 | 261円 |
~100万円 | 508円 |
~150万円 | 608円 |
~300万円 | 963円 |
~3,000万円 | 963円 |
3,000万円~ | 1,016円 |
ナイトタイムセッション(スタンダードプラン)
約定代金 | 手数料 |
---|---|
~5万円 | 0円 |
~10万円 | 0円 |
~20万円 | 0円 |
~50万円 | 0円 |
~100万円 | 0円 |
~150万円 | 0円 |
~300万円 | 0円 |
~3,000万円 | 0円 |
3,000万円~ | 0円 |
SBI証券は、約定代金が何円であっても、ナイトタイムのPTS取引手数料が無料となっています。
デイタイムの手数料も安いです。
さらに25歳以下の方は、PTS取引の取引手数料が無料となっています。

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関連記事:松井証券の評判・口コミまとめ!手数料や投資信託についても解説
SBI証券の信用取引手数料
信用取引とは、証券会社から借り入れた資金や株式を利用して、元本を上回る投資を行う取引方法です。
信用取引 | 買方 金利(%) | 売方 貸株料(%) |
---|---|---|
一般信用 | 2.80% | 0% |
制度信用 | 2.80% | 0% |
SBI証券では、信用取引手数料が主要なネット証券業界と比較して、標準的な水準に設定されています。
SBIネオトレード証券とLINE証券は、信用取引手数料が最も低いです。
ただしSBI証券では、1日の信用新規建約定代金が3,000万円以上などの条件を満たすと、判定日の翌営業日から30営業日間の信用取引手数料が無料になります。
さらに、月額約1万円相当のプレミアムニュースも無料で利用できますよ。
そのため、大口の信用取引を行う方にはSBI証券がおすすめです。

【信用取引】スタンダードプランの手数料
1回の注文ごとに、約定代金に応じた手数料が発生するプランです。
約定代金 | 手数料 |
---|---|
~5万円 | 55円 |
~10万円 | 99円 |
~20万円 | 115円 |
~50万円 | 275円 |
~100万円 | 535円 |
~150万円 | 640円 |
~300万円 | 1,013円 |
~3,000万円 | 1,013円 |
3,000万円~ | 1,070円 |
【信用取引】アクティブプランの手数料
1日の約定代金合計で手数料が決まるプランです。
現物取引の約定代金とは別にカウントされます。
1日の約定代金合計 | 手数料(税込) |
---|---|
~50万円 | 0円 |
~100万円 | 0円 |
~150万円 | 1,238円 |
~200万円 | 1,238円 |
~300万円 | 1,691円 |
~400万円 | 1,986円 |
~500万円 | 2,281円 |
~600万円 | 2,576円 |
以降100万円増加ごと | +295円 |
【信用取引】PTS取引(夜間取引)の手数料
SBI証券では、PTS信用取引(夜間信用取引)も可能です。

スタンダードプランのデイタイムセッションでは、下記の手数料が適用されます。
約定代金 | 手数料 |
---|---|
~5万円 | 51円 |
~10万円 | 94円 |
~20万円 | 110円 |
~50万円 | 261円 |
~100万円 | 508円 |
~150万円 | 608円 |
~300万円 | 963円 |
~3,000万円 | 963円 |
3,000万円~ | 1,016円 |
一方、スタンダードプランのナイトタイムセッションでは、下記の手数料が適用されます。
約定代金 | 手数料 |
---|---|
~5万円 | 0円 |
~10万円 | 0円 |
~20万円 | 0円 |
~50万円 | 0円 |
~100万円 | 0円 |
~150万円 | 0円 |
~300万円 | 0円 |
~3,000万円 | 0円 |
3,000万円~ | 0円 |
夜間のPTS信用取引なら、売買手数料が無料です。
さらに1回の約定代金が50万円以上のPTS信用取引において、SBI証券の取引手数料は、主要なネット証券業界で最も低くなっています。
SBI証券のIPO・PO手数料
SBI証券では、新規公開株(IPO)や公募増資株(PO)の買付手数料が無料です。
しかしIPO・POの買付手数料が無料なのは、他の証券会社も同じとなっています。
SBI証券のiDeco手数料
SBI証券では、個人型確定拠出年金(iDeco)の取扱いもあります。
iDecoでは、「加入時」と「運用中」と「受け取り時」で、それぞれ手数料が発生するため、押さえておきましょう。
加入時手数料(初回) | 2,829円 |
---|---|
運営管理手数料(運用中) | 無料 |
口座管理手数料(毎月) | 171円 (国民年金基金連合会に105円+信託銀行に66円) ※掛金の拠出をしない場合、66円のみ |
引き落とし口座手数料(毎月) | 無料 |
信託報酬(運用中) | 商品によって異なる |
給付時手数料(受け取り時) | 1回440円 |
証券会社によって違いが出やすいポイントは、毎月の「運営管理手数料」です。
SBI証券では、この運営管理手数料が無料となっているので、低コストで運用できます。
なお、「加入時手数料」は、どの金融機関を利用しても一律で同じ金額です。
SBI証券のETF手数料
ETFの購入・売却にかかる手数料は、次の通りです。
約定代金 | スタンダードプラン(税込) | アクティブプラン(税込) |
---|---|---|
5万円まで | 55円 | 0円 |
10万円まで | 99円 | |
20万円まで | 115円 | |
50万円まで | 275円 | |
100万円まで | 535円 | |
150万円まで | 640円 | 1,238円 |
200万円まで | 1,013円 | |
300万円まで | 1,013円 | 1,691円 |
3,000万円まで | 1,013円 | 以降100万円増加ごとに +295円 |
3,000万円超 | 1,070円 |
ETFの保有時は、購入・売却手数料とは別に、別途信託報酬がかかります。
ETFは投資信託よりも、比較的信託報酬が低くなることが多いですよ。
ETFの信託報酬は、0.1%程度のものが多いです。
一方、投資信託の信託報酬は、1%程度のものも多くあります。
そのため、ETFは投資信託よりも比較的低コストで投資することができます。
ETFの信託報酬が安い理由

- 投資信託…信託報酬を「運用会社・販売会社・受託銀行」に支払う
- ETF…信託報酬を「運用会社・受託銀行」に支払う
SBI証券の債券手数料
SBI証券では、国内債券および外国債券の取引手数料が無料です。
商品 | 手数料(税込) |
---|---|
国内債券 | 無料(転換社債型新株予約権付社債除く) |
外国債券 | 無料 |
主なネット証券会社の債券取引手数料は、基本的に無料となっています。
外国債券を購入する場合は、auカブコム証券もおすすめですよ。
auカブコム証券は他の証券会社と比べて、外国債券取引時の為替スプレッドが狭いです。
為替スプレッド | |
---|---|
各社 | 米ドル±0.25円、ユーロ±0.5円 |
auカブコム証券 | ±0.2円、ユーロ±0.4円 |
いっぽうで取扱商品の幅広さを重視する方は、SBI証券を検討してみることをおすすめします。

SBI証券の金・銀・プラチナ(コモディティ)手数料
さらにSBI証券では、金、銀、プラチナといったコモディティ(商品)も取引できます。
金、銀、プラチナすべてを取り扱っている主要なネット証券会社は、SBI証券、マネックス証券、楽天証券です。
取引手数料は各社同じで、差はありません。
SBI証券のコモディティ取引手数料は、買付時のみ発生し、約定代金の1.65%です。
商品 | 手数料 |
---|---|
金 | 1.65% |
銀 | 1.65% |
プラチナ | 1.65% |
ただし、SBI証券と楽天証券では、取引手数料の1%相当のポイントが貯まります。
そのため、ポイントを利用する方は、SBI証券か楽天証券を検討するとよいでしょう。
SBI証券の先物・オプション手数料
先物・オプション取引の取引手数料は、銘柄によって異なります。
商品 | 手数料(1枚あたり税込) |
---|---|
日経225先物 | 220円〜 |
ミニ日経225先物 | 27.5円〜 |
日経平均VI先物 | 440円〜 |
TOPIX先物 | 275円〜 |
ミニTOPIX先物 | 27.5円〜 |
マザーズ指数先物 | 27.5円〜 |
REIT指数先物 | 50.6円 |
NYダウ先物 | 715円〜 |
JPX日経400先物 | 27.5円〜 |
日経225オプション | 0.22% |
SBI証券の取引手数料は、標準的といえます。
なお、手数料を抑えて先物・オプション取引を行いたい方は、SBIネオトレード証券も検討してみてください。
SBIネオトレード証券の取引手数料は、日経225先物は1枚210.1円、日経225先物miniは1枚36.3円、日経225オプションは約定代金の0.154%(最低手数料110円)となっています。
ただしSBI証券のJ-NETクロス取引では、ミニ日経225先物の取引手数料が1枚27.5円で、主要ネット証券業界で最も安いです。
そのため、ミニ日経225先物を低コストで取引したい方は、SBI証券もおすすめですよ。
関連記事:野村証券の手数料は高い?ネットと店舗の違いや他社との比較
SBI証券の入金・出金手数料
SBI証券では、基本的に入金・出金手数料は無料です。
ただし銀行振込の際は、手数料の負担が発生します。
通貨 | サービス | 手数料 | |
---|---|---|---|
日本円 | 入金 | 即時入金 | 無料 |
銀行振込入金 | ユーザー負担 | ||
ゆうちょ銀行振替入金 | 無料 | ||
リアルタイム入金 | 無料 | ||
銀行引落サービス | 無料 | ||
出金 | 出金 | 無料 | |
リアルタイム出金 | 無料 | ||
外貨 | 入金 | 外貨入金サービス | 無料 |
米ドル定期自動入金サービス | 無料 | ||
出金 | 外貨出金サービス | 無料 |
関連記事:auカブコム証券(旧カブドットコム証券)の手数料を比較!おすすめのプランは?
SBI証券の為替手数料(為替スプレッド)
海外株式などの取引を行う際には、為替手数料も重要なポイントとなります。
為替手数料とは、外貨を日本円に両替する際に発生する手数料です。
投資を行う際には、外貨建ての資産に投資することがあります。
この場合、外貨を日本円に両替が必要です。
為替手数料は、両替する金額や両替するタイミングによって異なります。
SBI証券では、為替取引の手数料が為替スプレッドに含まれており、詳細は下記の通りです。
通貨 | スプレッド |
---|---|
米ドル | 0.25円 |
香港ドル | 0.15円 |
韓国ウォン | 0.20円 |
ユーロ | 0.50円 |
オーストラリアドル | 0.70円 |
ニュージーランドドル | 0.70円 |
カナダドル | 0.80円 |
南アフリカランド | 0.25円 |
メキシコペソ | 0.20円 |
トルコリラ | 0.25円 |
ロシアルーブル | 0.07円 |
ベトナムドン | 2.00円 |
インドネシアルピア | 0.03円 |
シンガポールドル | 0.83円 |
タイバーツ | 0.08円 |
マレーシアリンギット | 0.43円 |
中国人民元 | 0.20円 |
為替手数料をできるだけ抑えるコツ
為替手数料は、投資の利益を圧迫する要因となります。
そのため、為替手数料をできるだけ抑えることが重要です。
以下の点に注意してください。
- 両替するタイミング
- 両替する金額
- 両替する金融機関
両替するタイミングは、為替レートが最も安いタイミングにするのが理想です。
しかし、為替レートは常に変動するため、タイミングを完璧に把握することは困難です。
そのため、できるだけ為替レートが安定しているタイミングに両替することを心がけましょう。
両替する金額も、為替手数料を抑える上で重要なポイントです。
両替する金額が多いほど、為替手数料の割合は小さくなります。
そのため、できるだけまとまった金額を両替するようにしましょう。
また両替する金融機関によって、為替手数料に差があります。
複数の金融機関の為替手数料を比較して、最も安い金融機関で両替しましょう。
関連記事:SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)は手数料が安い!SBI証券・他社と比較
SBI証券で口座開設するやり方
以下は、SBI証券での口座開設手順のご紹介です。
- SBI証券の公式ウェブサイトへアクセス。口座開設のページへ進みます。
- 必要な個人情報を入力する画面が表示されます。氏名、生年月日、住所、電話番号などを正確に入力しましょう。
- 個人情報の入力が完了したら、身分証明書の提出が必要です。運転免許証やパスポートなどの有効な身分証明書をアップロードします。
- 全ての手続きが完了すると、SBI証券から口座開設完了のメールが届きます。このメールには取引に必要な情報が含まれています。
以上が、SBI証券での口座開設手順となります。
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SBI証券の手数料に関するよくある質問
SBI証券の手数料については、利用者から多くの質問が寄せられます。
ここでは、その中からいくつかをピックアップし、具体的な解答を示しています。
- SBI証券と楽天証券の手数料を比較するとどっちが安い?
- アクティブプランなのに手数料がかかっている!無料にならないのはなぜ?
- SBI証券の手数料はいつ返ってくる?
- SBI証券で手数料を無料にする条件は?
- SBI証券の大口優遇で手数料を無料にする条件は?
- SBI証券の売却手数料はいくら?
Q.SBI証券と楽天証券の手数料を比較するとどっちが安い?
SBI証券のアクティブプランの手数料を楽天証券と比較すると、次の通りです。
証券会社 | 100万円まで | 200万円まで | 300万円まで | 以降100万円増加ごとに |
---|---|---|---|---|
SBI証券(アクティブプラン) | 無料 | 1,238円 | 1,691円 | +295円 |
楽天証券(いちにち定額コース) | 無料 | 2,200円 | 3,300円 | +1,100円 |
アクティブプランでは1日100万円までの取引なら、SBI証券と楽天証券のどちらを選んでも、手数料は同じですね。
しかし1日100万円以上の取引をするなら、SBI証券の方が手数料は安くなります。
1日ごとに手数料が決まるプランを利用するなら、楽天証券よりSBI証券を選んだほうがお得といえます。
Q.アクティブプランなのに手数料がかかっている!無料にならないのはなぜ?
アクティブプランでは、1日の約定代金合計が100万円以下なら、手数料無料です。
しかしアクティブプランに申し込んでいても、約定日当日は、約定代金に応じた手数料金額の一段階上の金額が拘束されます。
たとえば約定代金合計が100万円以下の場合、約定日当日に拘束される金額は、現物取引の場合1,238円・信用取引の場合880円です。

Q.SBI証券の手数料はいつ返ってくる?
SBI証券で拘束された手数料は、翌日朝未明に、買付余力に戻されます。
またSBI証券では、キャンペーンで手数料のキャッシュバックが受けられることも。
この場合は、翌月以降にキャッシュバックされることが多いです。
詳しくは各キャンペーンの説明をご覧ください。
Q.SBI証券で手数料を無料にする条件は?
SBI証券は、2023年9月までに国内株式の売買手数料を無料にする予定です。
それまでは、以下の条件を満たすと、手数料無料で国内株式を取引できます。
- アクティブプランを選んでいること
- 1日100万円以下の取引であること
これらの条件を満たせば、国内株式の売買手数料は無料となります。
また、25歳以下の方は、条件を満たしていなくても売買手数料が無料となります。
さらにSBI証券では、一部のキャンペーンにより、手数料を無料にすることが可能です。
具体的な条件は、各キャンペーンの詳細をご覧ください。
Q.SBI証券の大口優遇で手数料を無料にする条件は?
SBI証券では、大口取引者向けの優遇制度「大口優遇プログラム」が設けられています。
信用取引の取引状況や預かり残高などの条件を満たすことで、信用取引とプレミアムニュースの手数料が無料になりますよ。
日次判定 | 信用新規建約定代金 3,000万円以上 |
---|---|
信用未決済建玉残高 3,000万円以上 | |
月次判定 | 1ヵ月の信用新規建約定代金合計 3億円以上 |
貸株・担保貸株残高 3,000万円以上 | |
投信残高 3,000万円以上 |
Q.SBI証券の売却手数料はいくら?
国内現物株取引の場合、約定代金に応じた手数料が発生します。
手数料設定は購入時と売却時で同じですが、株価が変動していれば、購入時より手数料が高くなったり安くなったりすることも。
詳しくは手数料の一覧表でご確認ください。
関連記事:DMM株の手数料は最安クラスって本当?コスト重視のユーザー必見!
まとめ~SBI証券は手数料がお得~
全体を通して見て分かる通り、SBI証券はその手数料体系において、他社と比較しても非常に優れた証券会社です。
- 国内株取引の手数料完全無料化を目指している
- 25歳以下を対象とした手数料無料プランがある
- スタンダードプランとアクティブプランから選べる
- 投資額が大きい人は特にお得
多種多様な投資商品の取り扱いに加えて、それぞれの商品に対しても適切な手数料が設定されています。
ただし、手数料をよりお得にするためには、プランの選択や変更、そして手数料が発生する条件を理解し、適切な取引を行うことが大切です。
各手数料やプランについて詳しく理解し、自身の投資スタイルに最適なものを選択しましょう。
- 圧倒的口座数
- 100万円まで手数料0円
- 充実のサービス
- 手数料(現物取引のスタンダードプラン)
- 55~1,070円
- 手数料(現物取引のアクティブプラン)
- 0円~
- 取り扱い商品
- 株債券 FX 金/銀/プラチナ 先物・オプション
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