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海外不動産投資コンサルティング

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次のニセコとなるか。インバウンド熱が高まる長野県のスノーリゾート不動産

ニュース

2022.11.18

訪日外国人の推移

綜合ユニコム2020『コンドミニアムホテルの事業化計画&販売戦咯実務資料集』によると、訪日外国人の入込数は2019年には3.188万人(2018年実績の3.119万人から2.2%増)と過去最高を記録しており、政府の「ビジット・ジャパン」政策がはじまった2003年からの過去16年で約6.1倍に急増しています。 観光大国といわれているフランス(2017年8,691.8万人)、スペイン(2018年8.277.8万人)、アメリカ(2017年7,694.1万人)、中国(2018年6,290.0万人)、イタリア(2018年6,2146万人)と比較してもまだまだ訪日外国人客の増加余地があることがうかがえます。

海外投資家から見たJAPOWの魅力

国際的なスノーリゾート 「ニセコ」のイメージ

国際的なスノーリゾート 「ニセコ」のイメージ

訪日外国人数が年々増加していく中で、豊かな自然を誇る日本のリゾートが海外投資家の注目を集めています。 特に、国土交通省が発表する公示価格上昇率を6年連続で1位を誇る倶知安町(幻冬社GOLD ONLINE『なぜ「北海道・ニセコ」は外国人富裕層から愛されるのか?』2022.11.8)は、国際的なリゾート「NISEKO」として、オーストラリア・香港・シンガポールをはじめとした国々の投資家や観光客からの人気を集めています。JAPOW(JAPANとPOWDER SNOWを掛け合わせた造語)と称賛されるほど良質な雪、国土が小さく雪の降らない香港やシンガポールの人々が四季を感じ、地平線を見ることができることが日本のスノーリゾートの人気を高めている理由です。
2006年開業の「ニセコランドマークビュー」が分譲坪単価220万円であったのに対し、2018年開業の「スカイニセコ」が坪単価600万円まで高騰している(前出資料集より)ことからわかるように、ニセコへの投資熱が盛り上がる一方で、次のニセコを求めて、東京からのアクセスの良い本州のスノーリゾートが注目を集めています。

長野県と新潟県の県境に位置する高原リゾート、斑尾高原

ソーシング担当が1年間の長野県での滞在経験を踏まえて、お勧めする投資対象エリアが⻑野県飯山市と新潟県妙高市の県境に位置する斑尾高原(まだらおこうげん)リゾートです。斑尾高原は標高約1,000mに位置し、豪雪地帯ならではの豊富かつ上質な雪を利用したスキー場や、高原エリア内に張り巡らされているトレッキングルートを活かしたトレイルランが盛んです。

スキー場情報誌SKI ASIAに、シンガポールのPatience Capital Group (ペイシャンス・キャピタル・グループ、以下PCG)が斑尾高原スキー場を買収し、長期的な視点で投資計画を立てていることが発表されました(https://skiasia.com/news/madarao-sold-to-foreign-investors-with-a-big-vision-for-the-resort/)。取引は2022年11月1日付けで完了しており、PCGの投資管理責任者であるMatt Hoffmann氏は、Ski Asiaとのインタビューの中でより多くの外国人スキーヤーを斑尾高原リゾートに誘致したいと考えており、長期的にリフト、レストラン、ホテルの改修計画を検討していると答えています。

斑尾高原は2015年の東京-金沢間の北陸新幹線の開通に伴い、東京駅から110分ほどでアクセスが可能になったため、近年では、⻑野県内の他リゾートやニセコと比較すると安価な高原内の中古ペンションに目を付けたオーストラリアをはじめとするインバウンド資本が流入傾向にあります。

JRTT鉄道・運輸機構の北陸新幹線の拡張計画(https://www.jrtt.go.jp/project/hokuriku.html)によると、現在は金沢・敦賀間の整備を行っており、令和5年度末(2023年度末)の完成予定に向けて、工事を進めています。計画では、石川県小松市の小松駅を経過するため、小松空港からの国際線発着便ソウル・上海・台北からの旅行客の増加を今後は大いに期待できます。

斑尾高原の宿泊施設イメージ

斑尾高原の宿泊施設イメージ

北陸新幹線の拡張計画

物件紹介:地域再生×不動産投資×短期減価償却

当社は、今般、新規事業の一環として斑尾高原にて、当社並びに株式会社リムズキャピタルとの合弁事業により、管理運営会社 株式会社フィールドプランニングジャパン(以下FPJ社)を設立し、斑尾バカンスビレッジ(https://madarao15.jp/)の運営を行っております。宿泊施設は投資家様に所有頂き、経営管理をFPJ社が行うことで地域経済の活性化を図り、持続可能な成長ができるビジネス展開を目指しております。現在は宿泊施設Chamonix(シャモニー)、宿泊施設Alpages(アルパージュ)、宿泊施設Mélèze(メレーズ)を投資家様に取得いただき、運営を行っております。

今回はFPJ社による建物の借上を行い、賃貸業とすることで建物部分の大半を3年間で加速度償却可能な商品をご紹介致します。

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インバウンド投資が盛んな一方で、ニセコや白馬ほど高騰していないため不動産相場の上昇余地の大きい斑尾高原の宿泊施設への投資案件になります。融資環境や詳細資料に関しては下記からお問い合わせください。

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お部屋はそれぞれ専用のキッチン・トイレ・浴室を完備しており、長期滞在傾向の強いインバウンド宿泊者向けの広々とした間取りとなっております。そのため、減価償却の取り込み後も、フルリノベーションされた貸別荘の賃貸業として成⻑するインバウンドに裏付けされた収益を期待できます


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