中銀証券の評判・口コミは？NISAの使い勝手やメリット・デメリットを解説

2023 10/04

2023年10月4日

中銀証券の評判・口コミをもとに、どんなメリット・デメリットがあるか解説します。

中銀証券は1944年に創業した、昭和初期から続く総合証券です。

岡山県岡山市に本社があります。

中国銀行と同じちゅうぎんフィナンシャルグループに属しており、「中国銀行を使っているから、中銀証券も利用してみようかな」と考える人も多いでしょう。

しかし他の証券会社と比較して中銀証券の評判・口コミはどうなのか、手数料は安いのか、気になりますよね。

押さえておきたいポイントや注意点を、投資初心者でも分かりやすく解説していきます！

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中銀証券の良い評判・口コミ

中銀証券,評判

最初に中銀証券の良い評判・口コミから見ていきましょう。

中銀証券の良い評判・口コミ

地方の証券取引所にしか上場していない株も取引できる！
対面取引・電話取引・ネット取引ができる！
投資信託の検索機能がわかりやすい！

地方の証券取引所にしか上場していない株も取引できる

地方上場銘柄も買える！

りさこ（女性/30代）

★★★★★　

5点

私はLINE証券も使っていたけど、東証に上場している一部の銘柄しか取引できないのは、物足りなく感じていた。中銀証券で口座開設してから、地方の上場銘柄も買えるようになった。投資の選択肢が広がったと思う。

中銀証券が取り扱っている国内株式

中銀証券では、下記の証券取引所に上場している銘柄を売買できます。

東京証券取引所
名古屋証券取引所
札幌証券取引所
福岡証券取引所

有名な証券会社でも、「札証や福証の株は売買できない」というところは意外と多いです。

中銀証券なら、地方上場銘柄も取引できます。

たとえばCMで有名なRIZAPグループは、札幌証券取引所にしか上場していない銘柄です。

このような地方上場株式も購入できるのは、中銀証券のメリットですね。

対面取引・電話取引・ネット取引ができる

取引方法が3種類ある！

tumi0（男性/40代）

★★★★★　

4点

中銀証券ではネット取引もできるし、窓口で相談しながら取引することもできる。自分は使ったことがないけど、電話取引もできるらしい。いろいろな方法が選べるのは嬉しい。ネットが苦手な高齢者でも利用しやすいと思った。

対面取引・電話取引・ネット取引の中から好きな方法を選べる総合証券会社は多いですが、口座開設する際に、どれか1つの取引方法を選択しなければならないこともあります。

中銀証券なら、どれかひとつの取引方法を選ぶ必要はありません。

その時のニーズに合わせて、好きな取引方法を自由に選択できます。

柔軟な投資が可能です。

忙しいときはネット取引、相談しながら慎重に投資先を検討したいときは対面取引、と使い分けられます。

投資信託の検索機能がわかりやすい

投資信託の検索機能が使いやすい！

りんごパイ（女性/30代）

★★★★★　

4点

チャート付きで投資信託の検索結果が表示されるのは分かりやすくて好き。機能他の証券会社では何千種類も投資信託の銘柄があって、どれを選べばいいか分からないと感じたけど、中銀証券は数が絞られているから選びやすい。迷ったら店舗で相談もできる。

投資信託の検索機能を褒める口コミも見られました。

中銀証券の投資信託の銘柄一覧ページでは、検索結果がチャート付きで表示されます。

視覚的にわかりやすいのが特徴です。

銘柄数は100本程度で、選びやすいのもメリットといえます。

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中銀証券の悪い評判・口コミ

中銀証券,評判

次に、中銀証券の悪い評判・口コミを確認していきましょう。

中銀証券の悪い評判・口コミ

手数料が高め…
スマホ専用アプリがなくパソコンを持っていないと不便…
投資信託の銘柄数が少なく購入時手数料がかかるファンドも…

手数料が高め

手数料が思ったより高かった…

misacoco（女性/20代）

★★★★★　

3点

近所に中銀証券の店舗があるから口座開設してみたけど、手数料がちょっと高いかな～と思う。ネット証券ならもっと手数料が安いと後から知った。証券会社で口座を作るのはけっこう手続きが面倒だから、よく調べてどの会社にするか選んだほうがいい。

中銀証券の悪い評判・口コミで多かったのが、「手数料が高め」という意見です。

中銀証券では、対面取引・コールセンター取引・ホームトレード（ネット取引）で、それぞれ異なる手数料が適用されます。

一番手数料が安いのはホームトレード、反対に一番高いのは対面取引です。

ホームトレードでも、最低1,375円～の手数料がかかります。

他社と比較してコストがかさみがちです。

対面取引の手数料

約定代金	手数料（約定代金に対して）
100万円以下	1.2650％※
100万円超300万円以下	0.9350％＋3,300円
300万円超500万円以下	0.8250％＋6,600円
500万円超1,000万円以下	0.7150％＋12,100円
1,000万円超3,000万円以下	0.5830%＋25,300円
3,000万円超5,000万円以下	0.2750％＋117,700円
5,000万円超	一律255,200円

※2,750円に満たない場合、2,750円

コールセンター取引の手数料

約定代金	手数料（約定代金に対して）
100万円以下	1.07525％※
100万円超300万円以下	0.79475％＋2,805円
300万円超500万円以下	0.70125％＋5,610円
500万円超1,000万円以下	0.60775％＋10,285円
1,000万円超3,000万円以下	0.49555%＋21,505円
3,000万円超5,000万円以下	0.23375％＋100,045円
5,000万円超	一律216,920円

※2,337円に満たない場合、2,337円

ホームトレード（ネット取引）の手数料

約定代金	手数料（約定代金に対して）
100万円以下	0.6325％※
100万円超300万円以下	0.4675％＋1,650円
300万円超500万円以下	0.4125％＋3,300円
500万円超1,000万円以下	0.3575％＋6,050円
1,000万円超3,000万円以下	0.2915%＋12,650円
3,000万円超5,000万円以下	0.1375％＋58,850円
5,000万円超	一律127,600円

※1,375円に満たない場合、1,375円

手数料を安くするには？

ネット完結型の「ネット証券」がおすすめです。

中銀証券のような店舗を構えている総合証券より、運営コストがおさえられている分、手数料が安くなっています。

ネット証券最大手は「SBI証券」です。

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スマホ専用アプリがなくパソコンを持っていないと不便

スマホアプリがない…

ナカシマ（男性/20代）

★★★★★　

2点

中銀証券はスマホアプリがない。口座開設したときはアプリの有無について考えていなくて、盲点だった。自分はパソコンを持っていないから、使いづらいと感じる。

中銀証券には、スマホ専用のアプリがありません。

「米国株専用」「投資信託専用」など、取引別に専用アプリを用意している証券会社も増えている中で、アプリが一切ないというのは気になるポイントです。

またウェブサイトがスマホ向けに最適化されていないのも欠点。

スマホから取引ページを開くと、表示が小さくて見にくいと感じるかもしれません。

信用取引のような、スマホからではおこなえない取引があるのもデメリットです。

パソコンを持っていないと、中銀証券のネット取引は使い勝手が悪く思える可能性があります。

投資信託の銘柄数が少なく購入時手数料がかかるファンドも

投資信託の銘柄数が少ない…

hiroふみ（男性/50代）

★★★★★　

2点

投資信託の銘柄数を切実に増やしてほしい。100本くらいしかないから、有名な投資家のYouTubeやブログで紹介されているおすすめ銘柄が気になっても、中銀証券だと買えないことが多い。つみたてNISA対応の銘柄も少ない。ノーロードではないのも気になる。

中銀証券は投資信託を取り扱っていますが、銘柄は100本程度しかありません。

「銘柄数が物足りない」「つみたてNISA対応のファンドが少ない」という悪い評判が見られました。

また、購入時手数料がかかってしまう投資信託があるのも難点。

どの投資信託を選んでも購入手数料0円の証券会社と比較して、お得度は低いです。

関連記事：楽天証券の評判・口コミまとめ！ポイント投資や手数料も解説

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評判・口コミから分かる中銀証券がおすすめな人

以上の評判・口コミから分かる中銀証券がおすすめな人は、次の通りです。

中銀証券がおすすめな人

地方の証券取引所にしか上場していない日本株を売買したい人
その時に応じて対面取引・電話取引・ネット取引を自由に選びたい人

いっぽう「手数料が安い証券会社を選びたい！」「スマホから取引したい！」「投資信託を豊富な選択肢の中から選びたい！」という人には、あまりおすすめできません。

関連記事：ネット証券のメリットとデメリットとは？店舗型証券との違いも徹底解説！

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中銀証券と比較検討がおすすめ！評判が良いネット証券3選

次のネット証券は手数料が安く、つみたてNISA対応の投資信託も中銀証券よりかなり充実していて、おすすめです。

スマホ専用アプリも用意されています。

まだ中銀証券を選ぶべきか迷っているなら、積極的に比較検討してみてください。

手数料の安さ	NISA/つみたてNISA	投資信託の本数
◎	○	2,632件
○	○	1,580件
○	○	1,235件

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総合評価
コスト
信頼性
NISA/つみたてNISA	〇
投資信託	2,632件
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2,600本以上の取り扱いがあり、つみたてNISA対象の銘柄も豊富に取り揃えています。

つみたてNISAを始めるなら、中銀証券よりSBI証券を選んだほうが、選択肢が広がりますね。

また9カ国の外国株を取引できる点や、金/銀/プラチナ・CFD・FXなどを取り扱っている点も、中銀証券にはない魅力です。

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関連記事：松井証券の評判・口コミまとめ！手数料や投資信託についても解説

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