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バイオ株おすすめ銘柄4選!分散投資でリスク軽減できるETFも紹介

バイオ株,おすすめ

バイオ株への投資に興味はあっても、どの銘柄を選んだらいいか、迷ってしまいますよね。

バイオ株への投資は、ハイリスク・ハイリターンです。

投資先企業の成果次第では、株価が一気に急騰しますが、赤字の上場企業も少なくありません。

投資対象の企業や業界に対する情報をしっかり収集して、慎重に投資判断することが求められます。

今回はおすすめのバイオ関連個別株と、手軽に分散投資が可能なETFをご紹介。

また、過去に急騰・急落したバイオ株の銘柄について解説します。

投資判断の参考にしてください。

関連記事:コロナ後に伸びるおすすめの株とは?期待の注目銘柄8選を紹介

目次

バイオ株のおすすめ銘柄一覧

バイオ株,おすすめ

バイオ株の4つのおすすめ銘柄を、一覧表にまとめました。

銘柄名証券コード市場株価PERPBR時価総額
ペプチドリーム4587東証P1,768円84.9倍7.39倍2,299億円
そーせいグループ4565東証P1,649円-倍2.17倍1,358億円
ラクオリア創薬4579東証G719円84.9倍2.40倍155億円
タカラバイオ4974東証P1,383円30.3倍1.54倍1,665億円

※掲載データは2023年8月17日時点のものです。

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バイオ株のおすすめ銘柄4選

バイオ株のおすすめ銘柄4選について、詳しくご紹介します。

①ペプチドリーム(4587)

市場東証P
株価1,768円
PER84.9倍
PBR7.39倍
時価総額2,299億円

ペプチドリームは、東京大学発のバイオベンチャーです。

ペプチド治験薬の発見・開発に特化しています。

同社は、特殊ペプチドの人工合成や創薬に成功し、注目される存在となりました。

実際、17社と薬の共同開発契約を結んでいます。

その中には世界最大手であるノバルティスや、全世界の中でも医薬品の売上高が特に多いトップ20のうち、半数が含まれるほどです。

ペプチドリームは短時間で1兆個もの新薬の候補物質を生み出す能力を持つため、2030年頃までには医薬品の約3割が、同社の技術から作られた特殊ペプチド医薬品群になる可能性が指摘されています。

しかしながら、株価は一時6,500円まで上昇したものの、2023年8月現在は1,700円付近に落ち着いています。

これは、新型コロナウイルスの影響で治験が計画通り進まなかったことや、富士フイルム富山化学から放射性医薬品事業を買収したことなどが背景にあるとされます。

買収した放射性医薬品事業は競合が少ないため、新たな成果が出せれば、大きな利益率が期待できるでしょう。

今後の動向に注目です。

②そーせいグループ(4565)

市場東証P
株価1,649円
PER-倍
PBR2.17倍
時価総額1,358億円

1990年に創立されたそーせいグループ。

既存の薬に工夫を加え、付加価値を高めるビジネスを展開中の、バイオ創薬ベンチャーです。

特に、膜タンパクである「GPCR」の解析技術において強みを持つ企業として知られています。

日経平均が大きく上下する中で、堅調な株価動向を維持している企業です。

今後の株価上昇のポイントとして、大手製薬会社との新規提携や、既存研究の開発の進捗、M&Aの実行が挙げられます。

これらの要因により、株価がさらなる上昇を見せる可能性があるでしょう。

③ラクオリア創薬(4579)

市場東証G
株価719円
PER84.9倍
PBR2.40倍
時価総額155億円

ラクオリア創薬は、2008年に名古屋で設立された創薬ベンチャーです。

ファイザーの日本法人を前身としています。

名古屋大学と提携しており、ラクオリア創薬産学協同研究センターを設立し、大学や大学病院と共同で研究を進めていますよ。

アカデミックな背景を持つ企業としての信用性があります。

また、バイオベンチャーとしては珍しく、収益構造にロイヤルティ収入が組み込まれているため、収益が安定しやすいという特長があります。

イオンチャネル創薬という分野で、高い技術力を持っているのも特徴です。

堅実な経営を続けており、今後の業績にも期待が持てるため、ラクオリア創薬は注目すべき銘柄といえます。

今後の研究開発の進捗や提携の実績が、株価のさらなる上昇要因となりそうです。

④タカラバイオ(4974)

市場東証P
株価1,383円
PER30.3倍
PBR1.54
時価総額1,665億円

タカラバイオは、宝ホールディングスの傘下にあるバイオテクノロジー企業で、遺伝子工学技術を核とした技術開発を行っています。

バイオ研究用試薬の開発・製造、研究受託サービスなど、幅広い事業を展開中です。

特に再生医療のCDMO(医薬品開発製造受託)事業では、製造・品質管理のノウハウを持つ企業として評価されています。

今後の注目ポイントとしては、遺伝子治療や再生治療の分野での新たなポジティブな材料の発表が挙げられます。

最近の株価は低迷気味ですが、タカラバイオがその分野での新しい技術や取り組みを発表すれば、株価が再び上昇するきっかけとなるでしょう。

遺伝子治療や再生治療は注目されており、新しい開発が進むことで株価の上昇が期待されます。

関連記事:【株式投資】沖縄県の上場銘柄おすすめ5選!人口増加でこれから伸びる企業に注目

過去に急騰・急落したバイオ株

バイオ株,おすすめ

バイオ株は急騰することもありますが、過去に大暴落してしまったケースもあります。

銘柄の慎重な選定とリスク管理が重要です。

過去に急騰・急落したバイオテクノロジー関連銘柄を見てみましょう。

2022年に急騰したバイオ株
  • アンジェス(4563)
  • キャンバス(4575)
  • プレシジョン・システム・サイエンス(7707)

アンジェス(4563)

アンジェスは創薬ベンチャー企業です。

特に2020年の株価上昇が顕著でした。

その背景には、「DNAワクチン」という新型コロナウイルスワクチンの開発があります。

2020年4月頃から、大阪府の吉村知事がこのワクチン実用化の後押しをするような発言を続けており、その結果、アンジェスの株価は急騰しました。

2020年初めには約700円程度だったアンジェスの株価は、2020年6月26日には年初来高値の2,492円をつけ、大きな上昇を遂げたのです。

この急騰は、厚生労働省からの約75億円の補助金を受けていたことも一因とされています。

しかしながら、その後、想定されていたペースでワクチン開発が進まず、2021年11月には治験の最終段階も断念されました。

2022年9月7日には、アンジェスはDNAワクチン開発自体の中止を発表。

このような状況の影響で、アンジェスの株価は急落。

2023年8月の株価は97円台と、高値からみると約20分の1以下に落ち込んでいます。

キャンバス(4575)

キャンバスは2022年に急騰した、バイオテクノロジー銘柄のひとつです。

抗がん剤開発をおこなっています。

2022年6月2日、同社は米国で行っているすい臓がん3次治療のCBP501臨床第2相試験の進捗が良好であることを発表。

膵臓がんはがんの中でも治療が難しいということもあり、その有効性に対する期待感から、この発表を受けて株価が急騰しました。

低位株だった同社の株価は、186円から1ヶ月半で、1,054円まで上昇。

この急騰の要因は、ニュースの影響だけでなく、低位株だったため個人投資家でも買いやすかったことが考えられます。

プレシジョン・システム・サイエンス(7707)

プレシジョン・システム・サイエンスは、遺伝子診断システムのDNA抽出装置の製造に強い企業です。

2020年の新型コロナ相場では、同社の検査システム「geneLEAD」が注目されました。

しかし、その後は大暴落し、2022年6月17日には360円まで下落。

2020年6月に付けていた高値が3,150円だったことを考えると、かなりの大暴落です。

同年6月24日、同社はサル痘ウイルスDNAリアルタイムPCR検査キットの販売を発表し、株価は大反発しました。

7月19日には897円まで上昇しています。

わずか1ヶ月で+149%の上昇率を記録した計算です。

検査キットの話題性と、以前の大暴落の反動が、大反発の要因となったと思われます。

関連記事:スイングトレードにおすすめの銘柄の探し方!スクリーニングやテクニカル分析を活用

バイオ株に投資できるおすすめETF3選

バイオ株に投資できるおすすめETF

個別株ではなく、ETFでバイオ株に投資する方法もあります。

バイオ株に投資できるETFは、次の通りです。

ティッカー運用会社純資産総額経費率分配利回り設定来設定日構成銘柄数1日平均取引ボリューム
IBBBlackRock(iShares)約9,630億円0.45%0.28%6.83%2001/2/53722,800,389
XBIState Street(SPDR)約7,285億円0.35%0.23%9.97%2006/1/3115714,630,454
ARKGARK Invest約3,324億円0.75%8.45%2014/10/31483,812,903
FBTFirst Trust約1,637億円0.55%12.93%2006/6/193044,735

この中から、いくつかおすすめのETFをご紹介します。

※掲載データは2022年5月時点のものです。

①IBB

IBBは、バイオテクノロジーの米国ETFの中でも、純資産総額と投資先の銘柄数が多いです。

米国に上場しているバイオテクノロジーに関連銘柄370社以上に、分散投資します。

ベンチマークはICE Biotechnology Indexです。

設定日は2001年2月5日と、バイオテクノロジーETFの中でも歴史が長いですよ。

リスクを抑えた運用が可能です。

②XBI

XBIは「SPDR S&P Biotech ETF」という正式名称のETFです。

大中小規模のバイオ株150社以上に分散投資できます。

長期的な目線で見ると運用成績は良好。

取引ボリュームが大きく、流動性が高いです。

③FBT

FBTは「First Trust NYSE Arca Biotechnology Index Fund」が正式名称です。

ニューヨーク証券取引所に上場している約30社のバイオテック銘柄に、分散投資します。

ベンチマークはThe NYSE Arca Biotechnology Indexです。

純資産は小さく、流動性も低めですが、設定来のパフォーマンスは良好ですよ。

関連記事:トヨタ自動車(7203)の株は買い時?業績や今後の見通しをわかりやすく解説

バイオ株とは?

そもそも「バイオテクノロジー」とは、生物学を意味する「バイオロジー」と、技術を意味する「テクノロジー」の合成語です。

日本では、製薬会社や創薬ベンチャーなどの株が「バイオ関連銘柄」と呼ばれます。

バイオ株投資は危険?

バイオ株はその高いリスクとリターンから、一般的に経験を積んだ投資家向けの投資対象とされます。

短期間で株価が急騰する場合もありますが、反対に大暴落するケースも。

業界や企業に対する充分な知識がないまま投資するのは、危険です。

企業の基本的な財務情報や、業界のトレンド、研究開発の進捗などをしっかりと把握することが重要となります。

バイオ株がハイリスク・ハイリターンな理由

バイオテクノロジー企業は研究開発に多額の資金を投じるため、新薬が承認された場合の利益は大きいですが、承認されない場合の損失も大きいというリスクを伴います。

新薬の承認、臨床試験の結果、提携・買収のニュースなどが株価に大きな影響を与えるため、株価の変動が激しい傾向です。

ひとたび良いニュースが出ると、投資家が夢を託す形で一気に買われることも珍しくありません。

しかし創薬ベンチャーは赤字の場合も多く、株価が上がるかどうかは、今後の成果次第といえます。

充分な投資経験がないままバイオ株に投資すると、ギャンブルになりかねないので、注意しましょう。

関連記事:Netflix(NFLX)の株は買い時?業績や今後の見通しをわかりやすく解説

バイオ株投資の3つの注意点

バイオ株投資には注意点がいくつかあります。

バイオ株投資の注意点
  1. 低位株に注意する
  2. 倒産リスクに注意する
  3. 投資のタイミングを逃さない

①低位株に注意する

まず、低位株と呼ばれる株価水準が低い銘柄に注意してください。

これらのバイオ株は、株価が数倍まで一気に上昇することがありますが、逆に暴落することもあるため、ハイリスク・ハイリターンです。

投資するタイミングと手放すタイミングが重要となります。

とはいえ、予測が難しいため、初心者はあまり手を出さない方が良いかもしれません。

②倒産リスクに注意する

バイオ株の中には、赤字の企業も多いです。

赤字の企業でも、先行投資にお金をかけていて将来の成長が期待されている場合、株が買われることがあります。

ただし、資金繰りが悪く、倒産のリスクがある企業には注意してください。

業績が赤字でも、適切にお金を投資しているか、負債が大きすぎないかなどを確認しましょう。

③投資のタイミングを逃さない

最後に、バイオ株の価格は、新薬開発の進展などに大きく影響されます。

研究が進むと株価が上がることがありますが、逆に新薬の承認が得られなかった場合などは、株価が急落することも。

投資タイミングが遅れると、すでに株価が上がってしまった後に、高値で買うことになる可能性もあります。

また、大暴落の際は損切りのタイミングを逃さないことが重要です。

事前に損切りの注文を入れておくなどして、対策しましょう。

ポイント解説女性
新薬開発の動向に注意しながら、バイオ株投資を行ってください。

関連記事:テスラの株は買い時?業績や今後の見通しをわかりやすく解説

バイオ株投資におすすめの証券会社3選

バイオ株投資におすすめの証券会社3選は、次の通りです。

バイオ株投資におすすめの証券会社
  1. 楽天証券
  2. SBI証券
  3. マネックス証券

①楽天証券

総合評価
コスト
信頼性
NISA/つみたてNISA
投資信託2,634件
株式以外FX
CFD
ETF
金/銀/プラチナ
先物・オプション
保険
口座開設・取引までの日数最短2営業日後
特徴手数料が安い!
取扱商品が豊富!
初心者にも使いやすい!

楽天証券は、多様な投資商品を提供しており、バイオ株をはじめとする株式、ETF、投資信託などを取り扱っています。

取引手数料がリーズナブルです。

日経テレコンを通じた情報収集ができる点は、他の証券会社にはない、楽天証券ならではの強みですよ。

バイオ株に関するニュースを逃さずキャッチできますね。

また一部のマネー本も無料で読めます。

さまざまな情報収集を無料でおこなえるほか、取引ツールの性能も評判がいいネット証券です。

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関連記事:楽天証券の評判・口コミまとめ!ポイント投資や手数料も解説

②SBI証券

SBI証券

総合評価
コスト
信頼性
NISA/つみたてNISA
投資信託2,632件
株式以外債券
FX
CFD
金/銀/プラチナ
先物・オプション
保険
口座開設・取引までの日数最短翌営業日
特徴圧倒的口座数
100万円まで手数料0円
充実のサービス

SBI証券は、日本の証券業界において最大手であり、非常に信頼性が高い証券会社です。

他の証券会社と比較しても非常にリーズナブルな取引手数料を提供しており、一定の条件を満たすと手数料が無料になることもあります。

企業の決算情報やニュース、セミナー、レポートなど、投資に役立つ情報提供も豊富です。

さらに、将来的には株取引の手数料完全無料化を目指していると示唆しています。

余計なコストをかけずにバイオ株を取引したい人へおすすめです。

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関連記事:SBI証券の評判・口コミ!実際のところどうなのか利用者の声から徹底解説

③マネックス証券

マネックス証券

総合評価
コスト
信頼性
NISA/つみたてNISA
投資信託1,235件
株式以外債券
FX
先物・オプション
金・プラチナ
口座開設・取引までの日数 最短翌営業日
特徴100円から始められる
米国株に強い
お得なマネックスポイント

米国のバイオ株に投資するなら、米国株投資に強いマネックス証券もおすすめです。

マネックス証券は米国株の取り扱いがかなり豊富。

また、「銘柄スカウター」で気になる銘柄を分析できる点や、単元未満株取引の手数料が安い点も魅力となっています。

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関連記事:マネックス証券の評判・口コミまとめ!米国株やIPOの人気についても解説

バイオ株投資では株価が大きく動くタイミングに注意しよう

ペプチドリーム、そーせいグループ、ラクオリア創薬、タカラバイオという、4つのバイオ株おすすめ銘柄を紹介しました。

これらの銘柄は、個別の銘柄として投資することができます。

分散投資をしたい場合は、複数のバイオテクノロジー関連銘柄を含むETF(上場投資信託)を利用することも一つの選択肢です。

バイオテクノロジー関連の銘柄は、新薬の開発などによって株価が大きく動くことがありますので、投資する際はしっかりとリスク管理を行い、適切なタイミングでの売買を心掛けましょう。

また、証券会社の選定も重要です。

楽天証券やSBI証券は取引手数料が比較的安く、豊富な情報提供もありますので、特に初心者の方にはおすすめですよ。

バイオ株投資の魅力を最大限に活かすため、しっかりとリサーチし、適切な投資判断を行いましょう。

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