FXでスキャルピングに挑戦したいと思っても、「通貨ペアはどれを選べばいいの?おすすめは?」と悩んでしまいますよね。
スキャルピングとは、短期間で利益を狙う取引手法です。

本記事では、スキャルピングにおすすめな通貨ペアと、スキャルピングに適している通貨ペアの条件をご紹介。
それぞれの通貨ペアが、なぜスキャルピングにおすすめなのか、根拠とともにご紹介していきます。
- ユーロ/米ドル
- 米ドル/円
- 英ポンド/米ドル
さらにスキャルピングにおすすめの時間帯もご紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
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関連記事:ノックアウトオプションでスキャできるの?スキャルピング方法完全まとめ
スキャルピングにおすすめな通貨ペアの選び方
スキャルピングで成功するためには、適切な通貨ペアを選ぶことが重要です。
ここではスキャルピングにおすすめの通貨ペアの選び方について、詳しく解説します。
- 流動性が高いメジャー通貨である
- ボラティリティがある
- スプレッドが狭い
- 話題性が高い
- 経済指標の発表が多い
①流動性が高いメジャー通貨である
まず一つ目のポイントは、マイナー通貨ではなくメジャー通貨を選ぶことです。
メジャー通貨とは、世界的に取引量が多い通貨ペアのことを指します。
メジャー通貨の例 | マイナー通貨の例 |
---|---|
米ドル(USD) | トルコリラ(TRY) |
ユーロ(EUR) | 南アフリカランド(ZAR) |
英ポンド(GBP) | メキシコペソ(MXN) |
豪ドル(AUD) | ノルウェークローネ(NOK) |
日本円(JPY) | ポーランドズロチ(PLN) |
メジャー通貨は流動性が高く、相場のトレンドが読みやすいので、スキャルピングの成功率を上げるのに有用。
通貨ペアによって違いはありますが、一般的に、予想外の値動きをすることは少ないですよ。

メジャー通貨のなかでも、米ドル、ユーロ、日本円は取引量が多く、「三大メジャー通貨」と呼ばれています。
まずは三大メジャー通貨絡みの通貨ペアでスキャルピングを始めてみるのもおすすめです。
一方で、マイナーな通貨ペアだと流動性が低く、相場が急変しやすいというデメリットがあります。
それに伴って、損失が出やすくなる場合が。
スキャルピング初心者は特に、マイナーな通貨ペアは避けたほうが無難でしょう。
②ボラティリティがある
次に、ボラティリティがある通貨ペアかどうかを確認します。
ボラティリティとは、価格変動の幅のことです。
ボラティリティがある通貨ペアで取引を行うことで、利益を上げやすくなります。
時間帯によってボラティリティが高くなったり低くなったりするため、それを考慮して通貨ペアを選びましょう。
詳しくは後述しますが、ボラティリティが高くなる時間帯は、通貨ペアごとに異なります。

③スプレッドが狭い
スキャルピングでは、数秒から数分以内の短期間で取引を行い、小さな価格差を利益として積み重ねていきます。
長期投資と違って、取引の回数が多くなるので、毎回発生する取引コストであるスプレッドの狭さが重要です。
スプレッドが広いと、利益が削られ、効率的に稼げません。
スプレッドが低水準なFX会社で、スプレッドが狭い通貨ペアを選びましょう。
メジャー通貨はスプレッドが狭いのでおすすめです。
いっぽう流動性が低いマイナー通貨は、スプレッドが広めなので、スキャルピングに不向きといえます。
④注目度が高い
また、そのとき注目度が高い通貨ペアを選ぶのも、おすすめの方法です。
注目度が高ければ取引量が増え、相場の動きが活発になる可能性が高まります。
注目度が高い通貨ペアを探すには、ネットニュースやFX会社から配信される情報、SNSなどをチェックしましょう。
また、勢いのある通貨が一目瞭然の通貨強弱も活用してください。
⑤経済指標の発表頻度が高い
経済指標の発表が頻繁に行われる通貨ペアも、スキャルピングにおすすめです。
経済指標が発表される時間帯の前後は取引が活発になり、相場のボラティリティが大きくなる傾向があります。
FX会社で確認できる経済指標カレンダーや、ネットの情報を確認して、いつ重要な経済指標が発表されるのか確認しておきましょう。
関連記事:FX専業トレーダーになるために必要な年収と方法を公開!最低でも○万円必要!?
スキャルピングにおすすめの通貨ペア3選
スキャルピングにおすすめの通貨ペア3選は、次の通りです。
- EUR/USD(ユーロ/米ドル):世界で最も取引量が多い通貨ペアであり、そのため流動性が非常に高く、スプレッドも狭いです。これらの特性はスキャルピングにとって理想的な条件です。
- USD/JPY(米ドル/円):これも高い流動性を持つ通貨ペアの一つです。特に日本の市場時間中には動きが活発になります。
- GBP/USD(英ポンド/米ドル):こちらも流動性が高い通貨ペアの一つで、ボラティリティ(価格変動の激しさ)も比較的高いです。そのため、スキャルピングで短期間の価格変動から利益を得ることが可能です。
もっともスキャルピングに適しているのは、取引量が世界1位のユーロ/米ドルと、世界2位の米ドル/円でしょう。
大きな値動きを利用して稼ぎたいなら、次いで英ポンド/米ドルがおすすめです。
①ユーロ/米ドル
ユーロ/米ドルは、特に海外のスキャルピングトレーダーたちに人気の組み合わせです。
理由は、世界の2大通貨である米ドルとユーロがペアになっているから。
世界でもっとも取引量が多い通貨ペアなので、流動性が非常に高く、スプレッドも狭いです。
スキャルピングに最適な条件が揃っています。
②米ドル/円
米ドル/円は日本でもっとも取引量が多い通貨ペアで、流動性が非常に高いです。
瞬間的な価格変動を利用して短期間で取引を行うスキャルピングに適しています。
また、米ドル/円のスプレッドは一般的に狭く、これは取引コストを抑える上で大きな利点となります。
加えてアメリカと日本の金利、雇用統計、GDPなどの経済情報は比較的容易に入手でき、その動向を予測しやすいのもメリットです。
初めてのスキャルピングにもおすすめの、人気通貨ペアとなっています。
③英ポンド/米ドル
英ポンド/米ドルは多いメジャー通貨のひとつです。
取引量は米ドル/円に次ぐ世界第3位で、高い流動性を誇ります。
ユーロ/米ドルや米ドル/円と比較して値動きが激しいため、うまく利用すれば高い利益を得られる一方で、損失のリスクも高めです。
また、独特の値動きをすることもあります。
初心者の方はユーロ/米ドルや米ドル/円のスキャルピングで勝てるようになってから、英ポンド/米ドルに挑戦してみるといいでしょう。
なお英ポンド/米ドルは、特にロンドン市場が開く時間帯に活発に取引されます。
アジア市場がメインの時間帯は、値動きが穏やかです。
関連記事:FX自動売買は危険?メリット・デメリットとおすすめ口座12選紹介
スキャルピングの通貨ペアは使い分けよう
常に同じ通貨ペアでスキャルピングするのではなく、臨機応変に取引する通貨ペアを変えるのがおすすめです。
詳しく解説していきます。
- 時間帯ごとに稼ぎやすい通貨ペアを選ぶ
- 通貨強弱を見て勢いのある通貨を選ぶ
- 同時に複数の通貨ペアのチャートを見る
時間帯ごとに稼ぎやすい通貨ペアを選ぶ
スキャルピングでは、時間帯によって稼ぎやすい通貨ペアを選びましょう。
なぜなら、各国が取引を開始する時間帯によって、通貨の値動きが活発になるからです。
スキャルピングで効率よく利益を出すためには、値動きが活発になる時間帯を見計らって取引を行うことが必要となります。
例えば、米ドル/円は日本時間の21時〜翌1時が活発な取引時間帯です。
ユーロ/円は日本時間の16時〜18時、ユーロ/米ドルは16時〜18時と21時〜翌1時が稼ぎやすい時間帯とされています。
特に、東京・ロンドン・ニューヨーク市場それぞれのオープンから1〜2時間程度は、狙い目です。
通貨強弱を見て勢いのある通貨を選ぶ


通貨強弱を見るツールは、現在最も勢いがある通貨が一目でわかる便利なツールです。
売り手が多い通貨と買い手が多い通貨を組み合わせることで、大きな値動きのチャンスを掴みやすくなります。
ツールを活用することで、市場の動向を把握しやすくなり、スキャルピングの成功率を高めることができるでしょう。
同時に複数の通貨ペアのチャートを見る
複数の通貨ペアのチャートを同時に表示してチェックすることは、スキャルピングを成功させるためには必要不可欠です。
通貨強弱だけでは捉えきれない、テクニカル指標に基づいた値動きをチェックすることで、より精度の高い取引を行うことが可能になります。
例えば一方の通貨ペアが急に動き始めたとき、他の通貨ペアも同様の動きをする可能性があることを予測し、そのチャンスを逃さないようにすることができますよ。
関連記事:FX初心者におすすめの通貨ペアはどれ?定番人気ペアの特徴や違いを解説
スキャルピングを成功させるための注意点3つ
スキャルピングを成功させるためには、次のような注意点を覚えておくとよいでしょう。
- 損切りのルールを明確にする
- 心理的な負担に注意する
- 最新の市場動向を常にチェックする

①損切りのルールを明確にする
スキャルピングは一見リスクが少なそうに思えますが、取引の回数が多いため、小さな損が積み重なると大きな損失となります。
そのため、損切りのルールを明確にして、必要な時には即座に取引を終了できるようにしておくことが重要です。
迷っている間にどんどん相場は変わっていくので、スピーディな判断が求められます。
②心理的な負担に注意する
スキャルピングは短期間で高頻度の取引を行うため、心理的な負担が大きくなりがちです。
取引を続けることで疲労が溜まり、思考が鈍ることもあります。
適切な休憩を取るとともに、ストレス管理をしっかりと行うことが必要です。
③最新の市場動向を常にチェックする
通貨ペアを選ぶ際は、その国の経済状況や通貨政策などの基本的な情報も理解しておきましょう。
これにより、市場の反応を予測しやすくなるからです。
市場の動向は常に変わっていきます。

日本円絡みの通貨ペアは、情報を入手しやすいという点で、スキャルピング初心者にもおすすめです。
関連記事:DMM FXのポイントランク制度を完全解説!ポイントの使い道や確認方法は?
スキャルピングにおすすめのFX会社2選
スキャルピングでは、次のような条件を満たすFX会社がおすすめです。
- スキャルピングを認めている
- スプレッドが狭い
- 約定率が高い
- 取引ツールが充実している
①スキャルピング公認の「FXプライムbyGMO」
総合評価 | |
---|---|
スワップ/日 | 13.0円 |
スプレッド | 1.9銭 |
スワップ税金 | 未決済ポジション非課税 |
最小通貨単位 | 1000通貨 |
特徴 | スワップ投資に強い! スプレッドが広い…。 |
FXプライムbyGMOは、約定力が高く、スキャルピングが公認されているFX会社です。
約定力とは、投資家が出した注文が希望通りに成立する確率のこと。
FXプライムbyGMOの約定力は99.9%と非常に高く、希望通りの取引を実行できる確率が高いです。
さらにFXプライムbyGMOはスキャルピングを公認しており、スキャルピングに適した取引ツールやサービスを提供しています。
スキャルピングを考えている方は、FXプライムbyGMOの口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。
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総合評価 | |
---|---|
口座数 | 9万口座以上 |
取引単位 | 1,000通貨 |
取引手数料 | 無料 |
スワップポイント | 米ドル/円:8円/日 南アランド/円:106円/日 |
スプレッド | 米ドル/円:2.0銭 豪ドル/円:4.0銭 ユーロ/円:3.0銭 |
取り扱い通貨ペア数 | 24通貨ペア |
口座開設・取引までの日数 | 最短2日後 |
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関連記事:【評判・口コミ】アイネット証券のメリット・デメリットを解説!リスクはどうなのか
スキャルピングにおすすめの通貨ペアに関するよくある質問
スキャルピングにおすすめの通貨ペアに関する、よくある質問に回答します。
- スキャルピングでおすすめの時間帯は?
- 値動きが激しい通貨ペアはどれ?
Q.スキャルピングでおすすめの時間帯は?
スキャルピングは価格の小さな変動から利益を得る戦略であるため、活発な取引が行われている時間帯がおすすめです。
21時以降(冬時間は22時以降)はロンドン市場とニューヨーク市場と重なるので、1日の中で最も取引が活発な時間帯となります。
この時間帯は特にスキャルピングにおすすめですよ。
主な市場と、その開場時間(日本時間)をまとめました。
- ロンドン市場:16:00から翌2:00。ロンドン市場は世界最大のFX市場であり、その取引量は全体の約37%を占めています。そのため、この時間帯は高い流動性を享受することが可能です。
- ニューヨーク市場:21:00から翌6:00。ニューヨーク市場も大規模な市場であり、全体の取引量の約20%を占めています。また、ロンドン市場とニューヨーク市場の時間が重なる部分は特に流動性が高く、取引活動が活発です。スキャルピングにおけるチャンスが多く見られます。
- 東京市場:8:00から17:00。日本の東京市場はアジアの最大のFX市場であり、全体の取引の約6%を占めています。そのため、この時間帯もスキャルピングに適していると言えるでしょう。
これらの時間帯は、価格の動きが大きく、取引のスリッページ(注文価格と実際の約定価格との差)が小さくなる可能性が高いです。
Q.値動きが激しい通貨ペアはどれ?
「英ポンド/円」「英ポンド/米ドル」「トルコリラ/円」などは、値動きが激しい傾向がある通貨ペアです。
特に英ポンド絡みの通貨ペアは、タイミング次第で大きな利益を狙いやすいとされていますよ。
ただし大きな損失を被るリスクもその分高くなるので、まずは米ドル/円のような比較的ボラティリティが低い通貨ペアから取り組むのがおすすめ。
慣れてきたら英ポンド/円や英ポンド/米ドルにも挑戦してみるといいでしょう。
関連記事:外為どっとコムの安全度が高いレバレッジ設定とは?1~25倍のうちどれがいい?
まとめ~スキャルピングには米ドル/円やユーロ/米ドルがおすすめ~
FXのスキャルピングにおいては、通貨ペアの選択が重要となります。
その中でも特におすすめな通貨ペアは、米ドル/円やユーロ/米ドル、そして英ポンド/米ドルです。
米ドル/円やユーロ/米ドルは流動性が高く、スプレッド(売買価格の差)が狭いため、取引コストを最小限に抑えることが可能です。
また、英ポンド/米ドルは価格の変動幅が大きく、スキャルピングによる利益を最大化するチャンスを提供します。
これらの通貨ペアをうまく利用することで、スキャルピングをより効果的に行うことが可能です。
ただし、スキャルピングはリスクも伴うため、十分なリスク管理とマーケット分析が必要です。
そして、通貨ペアの選択だけでなく、取引の時間帯の選択も重要。
ロンドン市場やニューヨーク市場の開場時間、それらが重複する時間帯は、特に取引が活発となります。
スキャルピングにおけるチャンスが多く見られる時間帯です。

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