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3月 29
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先週のサウスチャイナモーニングポストで、ドイツの不動産市場に注目する機関投資家の話題がありました。

イギリスのAviva(保険会社)の不動産投資運用部門のアセットマネジメント担当者のインタビューとして、同社のヨーロッパとドイツにフォーカスしているファンドは、当面ドイツのアセットを積み上げる余地が大きいと言及した。

特に、2nd Tier都市のプライム立地のショッピングセンターや倉庫などの物件は、引き続き魅力的だという。

ドイツの力強い経済の回復とユーロ圏の低金利を追い風に住宅なども好調を維持する見込み。ユーロ圏では、ポルトガルやアイルランド、イタリア、ギリシャ、スペインなどへの投資は、『これらの国の投資はかなりのデイストレス価格ならば面白いが、そうでなければAvivaのリスク許容基準を超えるが、ドイツについては、ドイツ自体の経済のファンダメンタルズに比較してユーロ金利が当面低く据え置かれると予想。流動性が高まるため、将来のキャピタルヴァリュー狙いには面白いタイミングである』と主張している。

一方、中国不動産市場に関しては、警戒しているという。理由は、過熱感と将来の不透明感のため、今後の積み増しには、タイミング的に慎重姿勢という。

新興国から先進国への資金回帰の流れの一端ともいえるでしょう。

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