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6月 27
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25日の夜から、ロンドンに来ています。

今月初め女王即位60周年の祝賀ムードが残っており、まだ街のあちこちで、ユニオンジャックが見られます。このままあと1ヶ月のカウントダウンとなったオリンピックに突入しそうです。前回来た今年の3月に比べても街はオリンピックを控えて装飾も始まっており、いよいよという感じです。

ヒュースロー空港のイミグレーションは相変わらず1時間の大行列でしたし、開催期間中はものすごい渋滞が予想されており、オリンピックは、テレビ観戦の方が良さそうです。

写真は、ロンドン屈指のブランド街ボンドストリートの昨日昼の様子です。先日、イタリアに敗戦し、期間中にユーロ選手権の盛り上がりが期待されましたが残念です。

午前中、HSBCメイフェアー支店にて、個人的に購入した物件(Wapping Lane21) http://www.21wappinglane.com/ のローンの申請を行いました。ロンドンのプレビルド(こちらではオフプランといいます)物件は、マレーシアと異なり、竣工前半年にならないと、銀行融資の申請が受け付けられません。マレーシアは、物件購入と同時にローン契約を締結しますので、ローンがおりなければ、契約を締結しないことができますので(一部の物件は例外がありますが)ローンが引けないリスクはありませんが、イギリスや他の国(オーストラリア、タイなども)は、原則物件引き渡し時にローンを引いて決済します。したがって、万が一金融情勢が変化して、ローンが引けない事態になると、キャッシュで決済するという覚悟が必要です。ただし、ローンを引いていないため、物件は購入契約後、いつでも第三者に売却(地位の継承)ができるというフレキシビリティーがあります。ここ昨年1年間でロンドンの高級新築不動産の購入者の国籍別のシェアーを分析すると、地元英国人が38%で他は外国人。中でも中国、シンガポール、香港、マレーシアインドなどのアジアの比率が49%を占めたようです。

今週からウインブルドンテニストーナメントが始まりましたが、まさにロンドン不動産もウインブルドン現象です。

これは、以前から申し上げていますが、外国人非居住者が投資した場合、キャピタルゲインがかからないのと、ポンド安の影響です。また、ユーロ危機から欧州投資家のリスク回避マネーが底堅いロンドン不動産に流入していることが原因です。

これに対し、政府は今年に入り、高額物件(2百万ポンド、約2億5000万円)以上の物件購入に対しては、印紙税を2%引き上げ7%にすることを決定したようです。またオフショアの会社投資には15%の印紙税をかけるという発表を行い、市場では影響が出ることが必至です。

つまり2百万ポンド以下の物件に投資マネーが向かうという予想です。

さて、HSBC でのローン審査ですが、約1時間半の面接でした。事前に、簡単な申請書(2ページの収入や日常の費用などを記入するもの)と、3ヶ月分の給与証明と3ヶ月分の銀行のステイトメントのコピーを提出しておきましたが、これを中心に質問が来ます。

家族構成や教育費、持ち家の有無や、ローン(家、車、クレジットカード)等や、生命保険の有無や内容の確認。銀行通帳の中で特に大きな資金移動がある場合には、その使途の確認などです。

この面前でのヒアリングをもとに、その結果をパソコンに入力して、終了。あとは、鑑定士の結果を待って、ほぼ1週間か10日以内に認可が出るようです。現在、マレーシアも今年に入り、融資審査が厳しくなってきており、かなり時間がかかっているのですが、このように面前でやってくれた方が審査が早く効率が良いと思います。

さて、今日から、『ポンド安を狙え、ロンドン不動産投資ツアー』が始まります。

やはりジェットラグの影響で朝4時から起きています。

7月4日まで地球の裏側で仕事しています。


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