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1月 20

昨年末からのアベノミクス効果で、この1ヶ月で急速な円安が進んでおり、日本の投資家の視線が、国内株式や為替FX取引などに向っているようですが、ここシンガポールでは、相変わらず海外不動産への関心が強いようです。 シンガポールでは、年明け早々の先週末に新たな不動産投資抑制策が発表され、シンガポール不動産を購入する場合の追加印紙税(Buyer’s Stamp Duty。2012年12月に導入された)にさらに追加で5%を課す処置が即日実行されましたが、強いシンガポールドルに相俟って、より海...... Read More

10月 09

先週金曜日(10月5日)、シンガポール金融庁(Monatary Authority of Singapore)が、新たに住宅ローンの規制を発表しました。 住宅ローンの最大の借入期間を35年の上限とし、30年を超える期間のローンまたは、65歳を超えて返済するローンについては、以下のような貸替率(LTV)を規定しています。 (1)既に他にローンの残高がある借入人は最大LTVは40% (2)他にローン残高が無い借入人は最大LTVは60% すでに、シンガポールでは、昨年に短期売買にかかる売り主...... Read More

10月 05

以前から、チャイナマネーがオーストラリアや海外資産投資に入ってることはお伝えしていますが、ここにきて、インドマネーも海外の資産投資で存在感を高めています。 このブログでも、以前サハラグループがバングラディッシュで大規模な宅地開発を開始したり、ニューヨークのプラザホテルに投資したことをお知らせしましたが、ここに来て、オーストラリアの資源開発企業や、ホテル買収にインドのスーパー富裕層が投資家として名乗りを上げています。フォーブスの世界トップ80位にランクされるJindal ファミリーが、鉄鉱、石...... Read More

9月 26

アジアの富裕層(High Net Worth Individual)のライフスタイルに対応した物価インデックスがあります。 Julius Baer Lifestyle Index といい、スイスのプライベートバンクであるJulius Baerが、昨年8月に発表したもので、今年は2年目となるが、昨日公開されました。 アジアの富裕層のハブと言われる4都市(シンガポール、香港、上海、ムンバイ)での20アイテム(大学授業料、ビジネスクラスの航空運賃、4000sqfの高級住宅、ゴールドローレックスオ...... Read More

9月 20

半年ぶりのミャンマーです。ヤンゴンで最も高いSakura Tower の最上階のカフェからの眺めです。   レストランやホテルに行っても今は最も多く見かける外国人が日本人なのは、このヤンゴンかもしれません。昨今の日中、日韓関係の悪化により、東南アジアへのシフトが加速することは必至ですが、その中でまたミャンマーもますます注目されるでしょう。10月からANAが直行便(全席ビジネスクラス)がヤンゴンに就航するようですし、いよいよ日本のミャンマービジネスは本格化します。 不動産開発...... Read More

8月 16

シンガポールで、先月から50年住宅ローンを地元大手銀行のUOBが取り扱いを開始した。 シンガポールの住宅ローンは、それまで35年が最長借入期間であったため、奇抜な商品として注目を浴びているが、発表直後から政府内でも一部批判が出ており、マーケットで物議をかもしだしている。 シンガポールの経済紙Business Timesが、8月16日に伝えたところ、政府の国家開発局(Ministry of National Development) が、国会議員の質問(不動産マーケット、特に公団住宅HDBへ...... Read More

6月 15

今週バングラディッシュの首都ダッカに視察に行きました。 ダッカは、世界有数の巨大都市と言われ、人口1460万人(世界第9位)でバングラディッシュの政治、経済、文化の中心です。 シンガポールから、4時間弱のフライトで、時差はシンガポールと2時間(日本とは3時間)で、夜の8時半のフライトで、現地時間の夜の10時半に着きました。 空港でリムジンサービスというカウンターで車をチャータしましたが、冷房が効かない液化ガスを燃料とするぼろ車でした。暑いので窓を空けるとひどい排気ガスと土埃で、目との...... Read More

6月 12

最近、シンガポールの新聞紙上で、下駄箱住宅(Shoebox Home)論争が盛り上がっている。 下駄履きマンション(1階など低層部分がコンビニなどの店舗が入っているマンション棟)などという表現は日本語で業界用語としてあるが、下駄箱住宅とは、こちらでは50㎡以下の小振りな住宅のことを言う。昨今、シンガポールの住宅の高騰と、単身むけやカップル向けを想定した投資マンションの需要もあり、供給が急増しており、シンガポールのデベロッパーのトップがこの傾向について『非人間的住宅』と差別的な表現をしたのがき...... Read More

6月 08

昨夜は、中国のリーマンショック直後の利下げ発表から3年半ぶりの利下げ報道があり、マネーマーケットは大きく反応しています。ユーロ債務危機、アメリカ経済の景気回復の遅れ、中国、インドなどの新興国の景気減速など、世界の金融市場は今年に入り、一度はやや楽観ムードがありましたが、ここに来て不透明感が漂っています。 先月は豪ドル、ユーロ、英ポンドが急落し、また円が独歩高になっていたのですが、今週に入り、為替市場に変化がでてきました。6月5日の豪中銀のキャッシュレート(公定歩合)の利下げが、5月に続きあり...... Read More

5月 21

前回に続き、オーストラリア不動産の話題です。今日は少しセミナー風です。 私は5月はじめに、メルボルンとシドニーの不動産を視察してきましたが、オーストラリア不動産特にシドニーのポテンシャルを再認識してきました。 『チャイナマネーを追え!』(総合法令出版)や当社主催のセミナーでも過去、オーストラリア不動産については、チャイナマネーが入っており、有望な市場であることはお伝えしてきましたが、いくつか私の中で、懸念することがありました。 この1−2年の豪ドル高と金利の高止まり傾向と、外国人は中古物...... Read More